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▼【内視鏡クリニック向け】 令和6年度診療報酬改定の 解説と対策
本日は新しい腸管洗浄剤である
『サルプレップ配合内用液』についてお話をさせていただきます。
既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、改めてサルプレップの特徴、服用方法等をご説明させていただきますので、ぜひ参考にしていただければと存じます。
まず《サルプレップの特徴》を簡単に説明いたします。
▼メリット
・液量が少ない
・飲みやすい味(レモン風味)
・既に調剤が完了した状態で販売されており、クリニック側の手間が少ない
・当日投与と2日分割投与の選択が可能
▼デメリット
・飲水量が多い
・手術時に使用ができない
上記のようなメリット・デメリットがあるなかで、他の下剤と差別化できる点としては、
「下剤の味や服用量に抵抗をもたれている方に対する選択肢が増える点」になるかと存じます。
マーケティング視点を考慮しても、クリニックにおいて下剤の種類が複数から選択できるという点は、他院との差別化を図る重要な要素です。
次に《サルプレップの服用方法》を説明いたします。
サルプレップの服用方法には2通りあります。
①検査当日に投与する場合
②検査前日と検査当日の2日間に分割して2回投与する場合
販売元である日本製薬株式会社が公開している服用方法をもとに、それぞれ説明いたします。
①検査当日に投与する場合
・検査前日の夕食は水以外とらないこと(絶食)
・480mLを30分かけて飲む
・下剤を飲み終わったら、水もしくはお茶1Lを60分かけて飲む
・排泄液が透明になるまで下剤240mLあたり15分かけて飲む
・投与後に水又はお茶約500mLを飲用するが、本剤の投与量は合計960mLまでとする
②検査前日と検査当日の2日間に分割して2回投与する場合
〇検査前日
・検査前日の夕食は下剤服用開始の3時間以上前までに終了するようにし、夕食後は水以外摂取しないこと
・検査前日に、480mLを30分かけて飲む
・下剤を飲み終わったら、水もしくはお茶1Lを60分かけて飲む
〇検査当日
・検査前日の朝、検査開始予定時間の約2時間以上前から、下剤を飲み始める
・下剤240mLを15分かけてゆっくり飲み、その後、水もしくはお茶500mLを飲む
・排泄液が透明になるまでもう一度繰り返す
・排泄液が透明になったら下剤の服用をやめて、飲んだ下剤の2倍以上の水もしくはお茶を飲む
・本剤の投与量は前日から合計960mLまでとする
サルプレップに関する詳細は、日本制約株式会社のホームページも参照してみてください。
〔サルプレップHP〕
https://www.nihon-pharm.co.jp/medical/products/sulprep.html
簡単ではありますが、サルプレップについてお伝えさせていただきました。皆さまのクリニック経営の参考になりましたら幸いでございます。
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