内科医院が月間30名超のSASの新患を獲得するための取り組み
目次
いつもめでぃまがをお読みいただきありがとうございます。船井総合研究所 内科コンサルタントの川本です。
今回のメルマガでは、内科医院が月間30名超のSASの新患を獲得するための取り組み方法についてお送りいたします。
▼睡眠時無呼吸症候群の患者さんには“顕在層”と“潜在層”がいる
睡眠時無呼吸症候群の集患を考える際には、まず集患するターゲットを明確にすることが大切です。ターゲットは大まかに2つに分けることができ、一つは「自身が睡眠時無呼吸症候群であると知っているが、治療していない」方:顕在層、そしてもう一つは、「自身が睡眠時無呼吸症候群であると気付いていない」方:潜在層です。
他の生活習慣病と同様に、睡眠時無呼吸症候群は自覚症状に乏しいことから、ご自身が睡眠時無呼吸症候群であると気付いていない“潜在層”の患者さんがかなり多くいらっしゃると想定されます。睡眠時無呼吸症候群の集患を強化していくうえでは、明らかに無呼吸であると自覚されている“顕在層”だけでなく、“潜在層”にまで情報を届け、治療の必要性を伝えることが重要です。
▼取り組むべきはWEBによる広報+院内での情報発信
具体的に取り組んでいただきたいことは、『WEBによる広報』と『院内での情報発信』の二つです。実際に弊社のクライアント医院様では、『WEBによる広報』と『院内での情報発信』を組み合わせ、月間30名を超える新患を獲得できている事例も出て来ています。
まずWEBによる広報ですが、これは医院ホームページに睡眠時無呼吸症候群についての内容をしっかり記載し、情報発信することです。まずはホームページ内に睡眠時無呼吸症候群についての病態、検査、症状、治療方法などについて網羅した独立のページを作り、情報を発信しましょう。そしてその情報をしっかりと届けるため、リスティング広告などのWEB広告を用いたマーケティング手段を絡めることも効果的です。
弊社のクライアント医院様で更に睡眠時無呼吸症候群の診療を強化していく際には、睡眠時無呼吸症候群だけに情報を絞った専門WEBサイトを作成することがあります。この場合「いびき」や「日中の眠気」、「夜間頻尿」などといった症状まで広く情報発信ができ、 “顕在層”のみならず“潜在層”にまで広くアプローチができるようになります。
そして二つ目の取り組みは、院内での情報発信です。オススメは、院内モニターを使った情報の提供、問診票やスタッフさんによる事前問診の活用です。生活習慣病や急性疾患でかかってこられた患者さんに対して医師を介さずに情報発信・収集をすることにより、効率的に睡眠時無呼吸症候群の可能性をピックアップすることができます。
▼開業6年でCPAP件数1,400件を達成し、治療継続率9割超を実現するクリニックの講演が聞ける勉強会を開催!
前回のメルマガでもお伝えした通り、弊社が主催する『内科経営研究会 生活習慣病分科会』の8月度開催例会にてRESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニックの白濱 龍太郎院長をお招きし、ご講演をいただくこととなりました。
当日は白濱院長より、同院における睡眠時無呼吸症候群の診療と具体的な取り組み、また睡眠専門ではない“かかりつけ医”がSAS診療を実践していくにあたってのクリニック運営のポイントについてお話をいただきます。
当研究会は初回に限り、無料にてお試しでご参加をいただけます。この貴重な機会に、ぜひご参加ください!
⇒初回限定!8月4日(日)無料お試し参加のお申込みはこちらから!
https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=022785#_ga=2.88943003.166230162.1562045606-302917369.1525421762
~ご案内はこちらからダウンロードいただけます!
https://lpsec.funaisoken.co.jp/byoin-clinic-keiei/pdf/dl-naikakenkyukai.pdf
▼開催概要
開催日程:2019年8月4(日) 11:00~16:30
開催場所:(株)船井総合研究所 五反田オフィス(JR五反田駅西口より徒歩15分)
<スケジュール>
11:00~11:30 はじめに
11:30~12:30 ゲスト講座【RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック 院長 白濱 龍太郎氏】
12:30~13:00 昼食
13:00~13:50 船井総研講座【(株)船井総合研究所 川本 浩史】
14:00~16:00 情報交換会
16:00~16:30 本日のまとめ
⇒初回限定!8月4日(日)無料お試し参加のお申込みはこちらから!
https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=022785#_ga=2.88943003.166230162.1562045606-302917369.1525421762
同じテーマで記事を探す
この記事を書いたコンサルタント
川本 浩史
大手製薬・医療機器メーカーのMRを経て船井総合研究所に入社。
船井総合研究所に入社後は心療内科・内科診療所を中心にコンサルティング業務にあたっている。
前職では大学病院での消化器手術から療養病棟の輸液・栄養管理に至るまでそれぞれの臨床現場に入り込み、医療従事者と共に『より良い医療の提供』を実現するために邁進してきた。
臨床に近い現場で医師と対話を重ねてきた前職の経験を活かし、机上の空論とならず臨床現場に即したエビデンスのある実行策を提案している。