採用市場が活発化する時期に取り組むべき!最新採用ノウハウ

平素よりお世話になっております。
株式会社船井総合研究所の瀬尾でございます。
いつも「めでぃまが」をお読みいただき誠にありがとうございます。

本日は「必見!最新採用ノウハウ」と題しまして、クリニックの採用活動に関して情報発信をさせていただければと存じます。
クリニック経営を行ううえで切っても切り離せない「採用活動」。

「募集をかけているのになかなか応募が来ない…」
「良い人材を採用できない…」
「自院に合った人材に巡りあえない…」
などの採用に関するお悩みは尽きないのではないでしょうか?

9月10月は採用市場が活発化する時期と言われております。市場が活発化する時期だからこそ、適切な採用活動を行い、良い人材採用に活かしていただければと存じます。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

医療業界の採用市場

採用ノウハウの中身に入る前に、簡単に医療業界における採用市場をお伝えいたします。
皆様もご存知の通り、日本国内の労働力人口(15歳~59歳)は年々減少の一途を辿っており、その減少傾向は今後も継続し、採用市場に大きな影響を及ぼすと言われております。2030年の労働力人口は5000万人を下回るという予測もございます。

労働力人口が減少している一方で、医療施設数は年々増加傾向にあります。つまり医療従事者やスタッフの求人数は増加しているということです。この背景には、保育施設などの医療施設以外の看護師ニーズの高まりがあると言えます。

つまり現在の採用市場は、労働力人口が減少しているのに対し、医療業界における求人数は増加しているという状況にあります。
上記を踏まえ現在の採用市場をまとめますと、
・人手不足がより一層加速し「求職者優位な時代」に突入している
・競合環境の激化により、他院との差別化を図ることが益々重要になってくる
というような「超・採用困難時代」であるということが言えます。

それではこのような「超・採用困難時代」において、どのように採用活動を行っていけば良いのでしょうか?
その方法を以下でお伝えいたします。

求職者の応募経路で考えると、採用活動のフローは、
①求人媒体を見る

②応募する
の流れになり、さらに上記2フローは「認知」と「選定」のフェーズに言い換えられます。

①「認知」・・・求人媒体を見て自院を知ってもらう
②「選定」・・・求人媒体をみたうえで自院を選び応募してもらう
これらは片方だけが強くても採用には繋がらず、「認知」と「選定」の両方を勝ち取ることで初めて採用に繋がります。

それでは各フェーズにおけるポイントを具体的に解説いたします。

「認知力」アップのポイント

認知力を上げるには、良質な採用媒体を活用し、とにかく求職者の目に留まるような対策を取ることです。
本メルマガをお読みの先生方におかれましても、様々な採用媒体を活用して採用活動に取り組まれていることかと存じます。

【様々な採用媒体】
・求人広告
・クリック課金サービス
・人材紹介会社
・リファラル採用
・SNS採用
など

最近ですとクリニック独自のSNS(インスタグラム、Facebook、Twitter、LINE)を活用した採用を行っているクリニックも出てきました。
しかしながら医療業界においては、まだまだ求人広告を活用した採用活動が主流となっております。求人広告でぜひ活用していただきたいのは「Indeed」「Google For
Jobs」です。既に活用されている医院様もいらっしゃるかと存じますが、推奨する理由としては、求人関連での検索で圧倒的にSEO(自然検索)が高いためです。さらに登録利用者数が多く、無料で利用できる点も魅力です。ぜひ自院の「認知」を向上させるために、ご活用いただければと存じます。
その他の採用媒体を活用方法・ノウハウについては別の機会で紹介できればと存じますので、今後の弊社からの発信をお待ちいただけますと幸いです。

「選定(応募)率」アップのポイント

続いて自院を選定してもらううえでのポイントを解説いたします。
求職者に選んでもらううえで重要になってくる点は「魅力的な差別化要素」があるかどうかです。
さらにその差別化要素が求職者に伝わるよう表現できるかどうかも重要になってきます。
大衆の情報収集の仕方が「文字文化」から「動画文化」に変化していること等も影響し、「求人表現力」が求められる時代になっているとも言えます。
そこで皆様にぜひ取り組んでいただきたいのが「自院の採用サイト」作成です。
採用サイトはクリニック本体のサイトとは異なり、採用に特化した内容を発信するものになります。
採用サイトに掲載するコンテンツとしては、
・自院の特徴・魅力
・スタッフインタビュー
・求める人物像
・スタッフの一日の流れ
・キャリアステップ
・募集要項
などです。
テキストベースの求人広告だけだと伝わりづらい内容も、採用サイトであれば写真や動画などビジュアルで見せられるため、自院の魅力を最大限に伝えることが可能です。

求職者が働き口を選ぶポイントは、給与面もだけでなく、職場の雰囲気やスタッフの人間性なども入ります。
クリニックの雰囲気や働きやすさといった感覚的魅力を伝えるうえで、ビジュアル等で見せられる採用サイトは打って付けの媒体です。弊社クライアント様のなかには、採用サイトを上手に活用することで、求人広告などへの投資をせず実質広告費0円で採用活動を実施できているクライアント様もいらっしゃいます。
他院との差別化を図り、採用市場で優位に立ちたいとお考えの院長先生方には、ぜひ前向きに取り組んでいただければと存じます。

本日はクリニックの採用ノウハウについてお伝えいたしました。
採用市場が動き出すこの時期だからこそ、他院との差別化を図り良い人材の採用に繋げていただけたらと存じます。

本日の内容が皆様のクリニック経営の一助となりましたら幸いでございます。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

この記事を書いたコンサルタント

内視鏡チーム

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