内科クリニックにおけるホームページの効果

2018年12月30日 (日)

科目:
内科
コラムテーマ:
集患・ホームページ活用

ホームページは何のために作るのか?

現在日本には約10万件の診療所が存在していますが、

その内、約64,000件の診療所が≪内科≫を標榜しています。

これは“コンビニの数(全国に約55,000件)より多い”と有名な歯科医院の数(約69,000件)に

匹敵する数字ですので、≪内科クリニック≫というのは

非常に競合の激しい領域であることがお分かりいただけると思います。

レポート イメージ画像

このような状況のなかで生き残っていくためには、

足元の狭い診療圏の患者様だけでなく、いかに診療圏を広く持ち、

遠くの患者さんに来院していただけるか、という考え方が重要になります。

 

遠くからの患者さんに来院していただくための施策としては様々なものがありますが、

現在の様々な環境を踏まえると、是非活用していただきたいのがホームページです。

 

このコラムをご覧の先生方で、自院のホームページをお持ちの先生はどれほどいらっしゃるでしょうか。

おそらく、ほとんどの先生がホームページをお持ちでいらっしゃるかと思います。

 

一方でホームページは作ったけれども、それを戦略的に、診療圏を広げるため

効果的に活用できているかと聞かれると、明確に答えられる先生は残念ながら

多くないのが現状ではないでしょうか。

 

ホームページを活用して得られる最大の効果は“認知度の向上”です。

足元の狭い地域だけでなく、できるだけ広い地域への認知度を高めることにより、

多くの患者さんに来院していただくことが、ホームページを制作する目的です。

 

スマホの普及によって“インターネット検索”が身近に

一般の患者さんを対象としたアンケート結果では、初めての医療機関にかかる際、

その医療機関のホームページを確認すると答えられた方は実に半数に上ります。

その大きな要因となっているのが、ここ数年で爆発的に普及したスマートフォンです。

今では人口の8割が所持していると言われるスマートフォンですが、

いつでも手軽に情報を検索できるようになったことにより、

インターネットでの検索・情報収集というものが全ての年代の人々において

非常に身近なこととなりました。

実際に弊社のクライアント先のクリニック様でも、ホームページを閲覧されている方の

およそ7~8割がスマートフォンを用いて閲覧されているのが現状です。

 

では、医療機関を検索する患者さんは

どのような意図をもって情報収集しているのでしょうか。

 

これは患者さんの立場になって考えてみると、

自身の置かれた状況(地域、通院できる曜日・時間、症状、悩みなど)に対し、

自身にとって最も適切な医療機関を“比較検討している”と言えます。

 

 

 

 

 

 

特に内科領域において、都市圏では自宅から徒歩圏内に

数件のクリニックが存在することが当たり前です。

従来はその中でも特に立地的に通いやすいクリニックを受診するという傾向が強かったのですが、

スマホの普及に伴ってインターネット検索がより身近になった現在、

患者さんは多少遠くても、自身の症状や悩みを最も解決してくれそうなクリニックを探し求める

という傾向が強くなってきています。

 

この時に「ただ作っただけ」「住所や電話番号、診療科目のみの記載」と

なってしまっているようなホームページでは、

競合他院と比較した時に自院を選んでいただくことは難しいでしょう。

つまりホームページを効果的に活用するには、患者さんが競合他院と比較検討をした結果、

自院を選んでいただけるための情報をしっかり提供できているか、という視点が重要です。

 

患者さんがクリニックを探すポイント

では、患者さんが医療機関を比較検討する際、重視するポイントは何なのでしょうか。

もっと言うと、患者さんはかかるべき医療機関を探す際、

どのような情報を求めているのでしょうか。

 

立地などといったコントロールできない項目を除外すると、

情報発信において最も重要なことは “専門性”です。

内科系のクリニックでよく見かけるのが

「総合内科として何でも診ます」だけの標榜なのですが、

これだけではわざわざ患者さんが自院を選び、遠くから足を運んでくれる要因とはなりません。

例えば先生が循環器内科のご専門であれば、

「高血圧」や「不整脈」、「動脈硬化」などに造詣が深い場合があるでしょう。

呼吸器内科がご専門であれば、「喘息」や「COPD」の患者さんに対し、

専門的な治療を提供することが可能な場合があるでしょう。

特に慢性疾患では「薬を処方するだけ」でもある程度の診療が成り立ってしまうため、

専門でない内科の先生でも診ることができます。

しかし先生がご自身の専門を明確に打ち出し、

それに対する検査方法や治療方法などに関する情報をホームページに記載することができていれば、

患者さんはより良い治療を求め、遠くからでも先生のクリニックに足を運んでくれる要因となります。

ここをしっかりとホームページを用いて訴求することで、

ホームページの効果を最大化することができます。

 

ホームページがもたらす効果 実例のご紹介

弊社は経営コンサルティングの会社ですが、コンサルティングサービスの一環として

“新規患者さんの獲得”を目的とし、ホームページの制作やリニューアルを

お手伝いするケースが非常に多くあります。

 

このような場合は“ホームページを作ること”が目的ではなく、

“診療圏を広げ、多方面から患者さんに来院してもらう”ことを目的にホームページを運用しますので、

上に記した内容はもちろん、その他の様々な要素を盛り込んで制作を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

そうするとまず効果が出てくるのは、ホームページを見て来院される患者さんの割合です。

弊社のクライアント様の場合、しっかりとホームページを作ると、

新患の来院経路の内5~6割、多いところでは8割近くが、ホームページ経由での来院となります。

また更にそこから集患を強化していく場合は、

検索キーワード連動型やFacebookなどの広告を組み合わせてホームページへの流入を増やし、

新患数を大幅に増やす施策を打つこともあります。

一例ですが、開業3ヶ月目でホームページ経由の新患が

月間160名来られたクリニック様もいらっしゃいます。

 

このようにホームページはただ作ればいいというものではなく、

戦略的に活用することで効果を最大化できる、

集患のための大きなマーケティングツールとなります。

是非一度、先生のホームページがどれだけ集患マーケティングに寄与できているかを

確認されてみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いたコンサルタント

川本 浩史

プロフィール詳細

大手製薬・医療機器メーカーのMRを経て船井総合研究所に入社。
船井総合研究所に入社後は心療内科・内科診療所を中心にコンサルティング業務にあたっている。
前職では大学病院での消化器手術から療養病棟の輸液・栄養管理に至るまでそれぞれの臨床現場に入り込み、医療従事者と共に『より良い医療の提供』を実現するために邁進してきた。
臨床に近い現場で医師と対話を重ねてきた前職の経験を活かし、机上の空論とならず臨床現場に即したエビデンスのある実行策を提案している。

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