【10月開始】新型コロナの診療報酬上の特例の見直し

2023年09月29日　（金）

科目：: 内科

コラムテーマ：: 経営計画/経営管理業界動向クリニック・医院開業診療報酬改定

皆様、いつも病院・クリニックメルマガをご愛読いただき誠にありがとうございます。
船井総合研究所の山下と申します。
本メルマガでは、”新型コロナの診療報酬上の特例の見直し”に関してご共有いたします。

新型コロナウイルス感染症に関する特例措置について

【コロナ外来の特例加算、10月から147点に半減へ】
厚生労働省は9月15日、10月以降の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）を
巡る診療報酬の特例措置などの見直しを発表しました。

【変更点】
院内トリアージ実施料 300点 ⇒ 147点に半減
治療薬の全額公費負担 ⇒ 3割負担の患者で9,000円を上限に自己負担へ

かかりつけ患者などに限定せずコロナの外来患者を受け入れた場合の
「院内トリアージ実施料」は300点から147点に半減することとなります。
また、治療薬の全額公費負担を見直し、3割負担の患者で9000円を上限に自己負担を求めることになりました。
他にも、病床確保料は重症・中等症Ⅱの患者を受け入れる病床に限定し、
オミクロン株流行時（第7、8波）のピーク時の3分の1以上の入院患者がいる時期にのみ支給し、単価も2割程度引き下げることとなります。

詳細は厚生労働省のホームページにてご確認を頂けますと幸いです。