「脱・院長1人オンコール!夜間休日対応に必要な医師数の目安は?」

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在宅医療で医師1名⇒4名へ!グループ診療体制化セミナー
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本日は、「脱・院長1人オンコール!夜間休日対応に必要な医師数の目安は?」というテーマでメルマガを書かせて頂きます。

夜間休日対応の方法は?

在宅医療に取り組むうえで休日夜間対応は非常に悩む部分かと思います。現在では外部企業とのタイアップなどの手段もございますが、全て自前で対応したいという先生方も多いのではないでしょうか。そこで人員別のオンコール体制と院長先生の負担について本日はまとめさせていただきます。

雇用条件でよくあるケースは?

オンコールありと求人にて掲載するかと思いますが、よくある掲載内容としては、『月に平日4回、土日1回』との募集が多いのではないでしょうか?
仮に前述の条件で採用したとして、残りを院長が対応すると仮定した場合は院長の負担はどうなるのか。下記に記載いたします。

常勤医3名の場合⇒院長負担『月に平日8回、土日2回』

院長のオンコール負担はまだまだ残る人員構成かと思います。1週間の中で平日2回オンコールをやっていただく形になります。土日に関しても土曜の日勤から日曜日の夜勤までを月2回対応していただくので、まだまだ負担が多く残る体制です。仮に院長がオンコール対応無しで他の3名の医師のみで対応するとなると、医師1人当たりのオンコール対応回数は、『月に平日6-7回、土日1-2回』となります。

常勤医4名の場合⇒院長負担『月に平日4回、土日1回』

目標としてほしい人員体制です。オンコール対応の負担がかなり解消できてきます。1週間あたり平日回数は1回になり、医師同士の都合によって、予定を変更し調整することが可能になります。土日に関してもほぼ月1回の対応になりますので、プライベートとのバランスも取りやすくなります。院長がオンコール対応無しで他の4名の医師のみで対応するとなると、医師1人当たりのオンコール対応回数は、『月に平日5-6回、土日1-2回』となります。

医師5名の場合⇒院長負担『常勤医の予定に併せて対応』

理想の人員体制です。常勤医にて月曜日から金曜日まで各曜日で担当を設定し、その他に月1回、土日を割り振る形になります。院長の負担としては、常勤医で調整がつかなかった場合のバックアップになります。院長自身は診療現場での役割ではなく、経営に比重を置くことが可能となりますので理想の形に近づきます。さらに院長だけでなく常勤医の先生方が長期のお休みを取得したとしても、全体でカバーができるようになるので、より良い働き方を提供することが可能になります。

もちろん5名以上の常勤医がオンコール対応に携わっていただけるようになれば、各常勤医の負担をより減らすことが可能になります。このように診療体制を整備していくことが、在宅医療の事業継続に繋がります。ぜひまずは院長を除いて常勤医4名、ゆくゆくは常勤医5名以上にて負担を分担できるような仕組みづくりを目指していただければと思います。

簡単ではございますが、今回は在宅医療のオンコール体制についてまとめさせていただきました。
ぜひ皆様の診療にお役立ていただければと思います。

また、現在申し込み受付中の『在宅医療で医師1名⇒4名へ!グループ診療体制化セミナー』ではゲスト講師の様々な体験談をお聞きするチャンスとなっております。在宅医療をグループ診療へとお考えの方はぜひお申込みいただければと思います。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

▼セミナー日時
2023/05/14 (日) 10:00~12:30 PCがあればどこでも受講可能
2023/05/20 (土) 15:30~18:00 PCがあればどこでも受講可能
2023/05/21 (日) 10:00~12:30 PCがあればどこでも受講可能
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※全ての日時で同じ内容のセミナーを行います。ご都合の良い時間帯にご参加ください。

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在宅医療で医師1名⇒4名へ!グループ診療体制化セミナー

簡単ではありますが、5月14日/5月20日/5月21日/5月28日に開催する『在宅医療で医師1名⇒4名へ!グループ診療体制化セミナー』のご案内を致しました。皆さまのクリニック経営の参考になりましたら幸いでございます。当日も何卒よろしくお願いいたします。

『在宅医療で医師1名⇒4名へ!グループ診療体制化セミナー』

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この記事を書いたコンサルタント

齋藤 倫啓

医療機関の収益アップに貢献するだけでなく、最期は在宅でと望むすべての人の想いを叶えるために、現場で培ってきた経験を含めながら、現実的なアプローチ方法を提案し医療機関の発展に尽力します。
そしてきたる2025年問題に向けて、切れ目のない医療の提供体制を構築し、一人一人の自立と尊厳を支えるケアを将来にわたって持続的に実現していけるような仕組み作りに携わり、日本の医療に貢献をしていきたいと考えております。

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