スタッフの意識改革を起こすコロナレポートの共有
2020年5月28日配信
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コロナ期間を乗り越えるために院内改革を起こしたいが、
・スタッフが協力してくれない
・スタッフに危機感がなさすぎる
・スタッフの保守的な姿勢が崩れない
・スタッフが感染を恐れて内視鏡検査をしたがらない
上記のような理由のためにコロナ期間に対策を起こすことができず、クリニックの医業収入を大きく落としてしまった内視鏡クリニックは多かったのではないのでしょうか?
そこで今回は
スタッフの意識改革を引き起こした、たった1枚のスタッフ向けコロナレポートについてお話をさせていただきます。
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皆様こんにちは!船井総研コンサルティングチームです!
内視鏡クリニック向けメルマガを更新させていただきます。
コロナ期間の内視鏡クリニック
コロナ期間の第一波がほぼ収束し、現在は全国各地の内視鏡クリニックで内視鏡検査の巻き返しが行われているかと思います。
コロナ期間(2020年3~5月)を振り返ると、多くの内視鏡クリニックの間で患者減少に幅があったような印象を持ちます。
船井総研では全国の内視鏡クリニックの経営サポートをさせていただいておりますが、その所感として下記のような領域に分かれます。
①深刻な内視鏡クリニックは60%以上の内視鏡検査減少
②しっかりと対策ができていた内視鏡クリニックは1~2割減少
③普段から充実した経営が行えていた内視鏡クリニックはむしろ昨年対比増加
皆様はどの領域に当てはまりますか?この差はどのようにして生まれるかというと
『コロナ対応の施策力』 × 『院内の行動力(スタッフの協力的な姿勢)』
だと私は考えています。
良質な施策があるだけではダメ、スタッフの協力が伴ってコロナ対策は充実するのです。
実際に②③のクリニックは①と比較してスタッフが
・コロナ期間における経営的危機感を理解している
・転職先がなく、クリニックと運命共同体なことを理解している
・コロナ期間に医療機関で働くことに対して覚悟を決めている
上記のような特徴があり、院長が提案するコロナ対応の施策に対して積極的に動いていました。
この意識は普段からマネジメントが充実している内視鏡クリニックであれば問題はありませんが、そんなクリニックばかりではないのが現状です。
コロナ期間の組織マネジメント
このコロナ期間を乗り越えるために必要なスタッフへの啓蒙(マネジメント)のポイントは
・内視鏡業界の現状を伝える
・クリニック経営の危機感を理解してもらう
・具体的な解決施策を共有する
大きくはこの3点だと思っています。
しかし、これを伝えるのが難しい。
そこで、船井総研内視鏡コンサルティングチームでは内視鏡クリニックスタッフ向けコロナレポートを作成しました。
本レポートでは
・内視鏡業界の深刻な状況
・第三者的に評価するクリニックの経営危機
・コロナ期間を乗り越えるための具体的内視鏡クリニック施策・意識
上記が記載されており、実際に本レポートを通して院内講演をさせていただいたとある内視鏡クリニックでは、講演直後からスタッフが
内視鏡キャンセル患者に対して再予約の電話掛けや外来患者への内視鏡検査の啓蒙に積極的に取り組むようになり、半日の間にスタッフ主体で大腸カメラ検査予約9件を獲得しました。
適切な情報とフローでスタッフに働きかけることができれば、スタッフは協力的になりコロナ期間でも強くなれるクリニックに成長します。
是非コロナ期間における院内マネジメントに取り組まれてみて下さい。
スタッフ向けレポートを無料公開!
最後までお読みいただきありがとうございました!
今回本メルマガでご紹介させていただきましたスタッフ向けレポートの一部を特別に無料公開致します。
詳細は下記URLよりご確認ください。第二波がきても乗り越えられる内視鏡クリニックを創っていきましょう。
また、内視鏡コンサルティングチームでは全国の内視鏡クリニックの経営サポートを行っております。
無料経営相談を随時行っておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。
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