医療法人社団若葉堂 大場内科クリニック

飽くなき挑戦を続ける「ベンチャークリニック」

院長 外観

“規格外の「かかりつけ医」”

2014年に神奈川県相模原市で開業し、以来地域の内科かかりつけ医として広く支持を集める医療法人社団若葉堂 大場内科クリニック(https://obanaika.com/)。
周辺には医療機関が乱立し言わば“激戦区”にあって、毎日患者さんが少なくとも100名以上来院、繁忙期には200名近くが来院されるとのこと。
そして、特筆すべきは20%を優に超える初診率だ。
Webの口コミサイトでも軒並み高評価、ホームページの月間PV数はなんと6万以上、地域での高い注目度がうかがえる。
さらに、“地域貢献”をミッションに掲げ、組織として何やら医療分野にとどまらない挑戦を続けている。
まさしく規格外の「かかりつけ医」である。

事業理念を徹底することで差別化を図り持続的に成長し、今後も自社独自の社会貢献を果たしていくことが目標であると語る大場理事長。
この類を見ない成長はいかにして為されてきたのか、その答えは大場理事長が持つ診療コンセプトと医療機関経営に対する真摯な行動力にあった。

“働きやすさを追求したスタッフマネージメント”

院内

船井総研が行った組織力診断において大場内科クリニックスタッフの総合満足度は88.0%、当社が選出するグレートカンパニーと比較しても高く、スタッフやその家族が誇れる社員満足の高い企業でもある。
その証に、開院から約4年の間にクリニックスタッフが出産したお子様は計8名、多くのスタッフが産後の職場復帰を果たしている。
組織全体で妊娠を祝福し、温かい言葉の中でスタッフは出産を迎えられる。
産後の職場復帰も無理なく押し付けない。
「スタッフの赤ちゃんを抱っこするのがこの上ない幸せ」と笑顔で語る、大場理事長。
言葉の端々からスタッフへの愛がにじみ出ていた。

医師、看護師、医療事務、診療放射線技師、コーポレートスタッフ、クリーニングスタッフの総勢約30名、年齢関係なく職種間で風通しの良い明るい雰囲気、気兼ねなく“患者さんのために”働ける風土、医療機関らしからぬ現場の活気にしばし圧倒されてしまった。
ここまで各スタッフの自主性を重んじることができるのは、船井総研と構築した人事評価制度が適切に運用できているためであると、大場理事長に仰って頂けた。

「普通のことを普通にやる」“普通のベンチャー企業⁉”

院内

大場理事長の全ての取り組みを行う際の前提として「普通のことを普通にやる」という意識が挙げられる。
求人含めた広告原稿の作成やWebページにおけるライティング、Webプロモーション戦略など医療機関経営において肝となる部分を大場院長自らが主導となり実施している。
更に当院は一般企業に似た面も持ち合わせており、人事労務、総務、広告・広報などの業務ごとに専任スタッフを採用し、医療スタッフが診療に集中できる環境を作り出しているようだ。
そして、この人材採用の指揮を取り、積極的な人財への投資判断をしているのも大場理事長だという。
一見して聞くと、医療機関としては異例な運営体制と院長の経営参画だが、大場理事長はこれらを普通のこととして捉え、普通に取り組む。
この経営水準、意識水準の高さが偉業的成長スピードの根幹にあるといえるだろう。

“異業種・未経験のほうが活躍できる⁉”

大場理事長がコーポレートスタッフ採用に関して気を付けていることは、異業種から中途採用で積極的に人材を登用することだそうだ。
結果、事業の幅がより広がり医療法人としての可能性もさらに伸ばしていくことができるからだ。
大場理事長の話を聞いていると、この組織はどうやら医療法人というよりベンチャー企業という捉え方が適切のように感じた。
現状に甘んじることなく、更なる改善を目指していくクリニックスタッフの雰囲気、やる気に満ち溢れた経営幹部の鋭い眼差しも印象的であった。

患者さんをいかに診るべきか?

大場内科クリニックのある相模原市中央区は、半径1km圏内に約10件、半径3kmには約30件もの内科がひしめく所謂“内科クリニック激戦区”、その中でも高い初診率を維持し、さらに毎月かかりつけ患者が増え続けるのはどうしてだろうか?
地域における知名度を上げ、マーケテイング戦略に熟慮を重ね、日々プロモーションを刷新し続けるからこそ成しえているのであろうか?
「普通のことを普通にやる」その信念は、スタッフ皆で作り上げる診療体制にも反映されていた。

“「その人を病たらしめているもの」は何か?”

院内

大場理事長は、多くの患者さんにおいて“人が病気になるには理由がある”と考えている。
風邪を引くのは心身が疲弊し少々休むべく無意識が助けを求めているからではないか、生活習慣病はその人の存在が適切な重要感をもって迎えられていない環境にあるからではないか、病気であることが主要なアイデンティティーとなり欠かせないコミュニケーション手段となっているからではないか、驚くことに“病気であることを手放せない”患者さんは少なくないという。
もちろんこの考えは、がんなどの悪性疾患、難病、先天性疾患などすべての患者さんにあてはめられるわけではない。
そして、「その人を病たらしめているもの」に触れる、これを大場理事長含め各スタッフは患者さんを迎える際に最も大切にしている。

実際のクリニックオペレーションはスタッフと患者さんの対話を重視した、心温まるものであった。
看護師は来院される全患者さんに対して診察前問診を行う。
以前の診療内容や患者背景に触れ、患者さんの訴えや抱えている問題について明らかにしていく。
そして、大場理事長は診察室を出て、待合室にいる患者さんと目を合わせて名前をお呼びする。
はたから見れば時間や労力がかかり、一見無駄のように見えなくもないが、何よりも患者さんとの触れ合いや対話を重視する大場理事長にとって、自ら行う診察室への呼び入れは決して欠かすことが出来ないそうだ。
そして、決めつけず押し付けず、必要な際は時間をかけ患者さんと向き合う、大場理事長によると特別な診療はしていないとのこと。
患者さんを第一に考えれば至極「普通のことを普通にやっている」だけとのことらしい。
多くの患者さんが来院し待ち時間が決して短い訳ではないにも関わらず、新たにかかりつけを希望される方が絶えないのは、大場理事長の診療におそらく何かさらなる秘密があるのだろう。


医療法人の枠を超えたその先へ

“株式会社リーフエージェント https://leafagent.co.jp/

他医療機関への医療資源やノウハウの提供も行っているのには驚いた。
法人で蓄積した医療機関経営に関わる知見や事例を基に、少数精鋭で日々奮闘するクリニックなどの中小医療機関、地域の中小企業を対象に経営支援を幅広く行っている。

“WEB運営サポート”

院内

「セミナーや書籍で勉強したが、実際手を動かしてみるとよくわからない」
「ホームページに関して疑問があるが、どこか気軽に聞けるところはないだろうか?」
「ネット関連の対策費用、適正価格がわからず見積もりに対して決断できない」
ホームページやSNSの作成・運営が集患・集客に何より大切なことを理解していても、実際のところ現場ではそれらに人手を割く時間や知識もないのが、ごく一般的な現状のようである。
それら実務を一部受託し、限りなくハンズオンでWeb運営のサポートを行うというもの。
“知らなかったでは許されない”Googleのアルゴリズムや医療広告ガイドラインの変更をその都度理解し、順守していくのは決して容易ではない。
「普通のことを普通に」できれば歴然と結果が違うことを、医療機関経営で実際に肌で感じてきたからこそ自信をもって提供できるサービスだ。

“超音波検査サポート”

院内

「心臓超音波検査を自院でできるようにしたい」
「どのような患者さんに超音波検査を勧めればいいのか、わからない」
「検査結果に対して診療方針をどう決定すべきか、アドバイスが欲しい」
超音波検査を任せるスタッフがいない、検査スタッフの技術指導をして欲しい、超音波検査機器の購入からクリニック内での検査の運用や実務までサポートを行うというもの。
超音波検査結果の扱いに多少ブランクがある医師でも安心して診療を進めて頂けるようサポートがある。
診断精度が上がり患者さんに貢献することで、医療機関としての評価と医業収益が上向く。
クリニック処置室の片隅で埃を被っている超音波検査装置を有効に使えないか悩んでいる医療機関にも是非お勧めしたいサービスだ。

自分のチカラで幸せになれる保育園-リーフキッズ保育園相模原

院内

子育て家庭の支援と良質な幼児教育を通して、より良い言葉で溢れる幸福度の高い地域社会を作りたい、医療法人社団若葉堂大場内科クリニックは企業主導型保育所開設を計画している(リーフキッズ保育園相模原 https://leafkids.jp/ )。
その他にも、医療機関という枠を超えて地域貢献を果たすべく、様々な挑戦が目下進行中とのこと。

“より良い社会を実現していきたい、将来の地域のために尽力したい”

いつまでもベンチャースピリット溢れる医療法人社団若葉堂では、医師や経営事務幹部含めスタッフを随時募集中。
まずはお気軽にお問合せを (https://obanaika.com/staff)。
今後その動向から益々目が離せない注目の医療機関、医療法人社団若葉堂大場内科クリニック。
ひとりひとりの患者さんをいかに迎え寄り添えるか、地域に対して自社が貢献できることは何か、常に問い続けるひたむきな姿勢に、取材を通して強く心を動かされた。

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