【立地は心がときめくか?】
先生、こんにちは。
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今回のテーマは「立地」です。
先生がクリニックの開業を決めたとき、まずはどこで開業しようか?と
考えると思います。
船井総研では、競合と差別化するための大切な要素として
「差別化の8要素」というものを提言しています。
そして、差別化の8要素の中で、最も重要視しているのが「立地」です。
立地は差別化指数がもっとも高く、一度その場所で開業すると、
なかなか別の場所に移るのが難しいですから、どこで開業するかは
とても重要なのです。
クリニック開業のコンサルタントなどに相談すると、
一般的なクリニック経営の家賃比率は医業収入の6~7%と言われる
ことが多いと思います。
ですから、事業計画の医業収入の予測のもと、医業収入6~7%を目安
として、開業場所を探されることが多いと思います。
しかし、これは「頭」で考えるとそうなのですが、
ここ数年、私がお勧めしているのは別の視点、「心」の視点からも
考えてみたらいかがでしょうか?ということなのです。
心で考えるとは、
先生がその場所で開業して、心がときめくか?わくわくするか?
ということです。
今の時代はこの心がときめくか?わくわくするか?というのは
非常に重要です。
なぜなら、先生が心ときめく立地というのは、患者にとっても
ドクター、スタッフにとっても心がときめき、わくわくする立地
だからです。
何が言いたいのかというと、立地を間違えなければ、患者数は十分、
質の良い患者が集まりますし、今、だいたいのクリニックで
頭を悩ましている採用問題も一気に解決するということです。
つまり、良い立地が患者もドクター、スタッフも呼ぶ、引き寄せると
いうことです。
それを考えれば目安の数値を多少オーバーしても、
今後のクリニック経営を考えた場合は、敢えてリスクを冒すと
いうことも必要なのではないかと思うわけです。
例えば、私のお客様のクリニックでは立地を変え、拡張しただけで、
医業収入が1.5~2倍ぐらいになった。そして、何よりも
求人で悩まなくなったというクリニックが多くあります。
ですから、クリニックの開業場所を選定するとき、
先生には医業収入の6~7%が家賃という固定観念にとらわれる
ことなく、ご自身の心がときめくか?という視点も持って
クリニックの開業場所を選んでいただきたいと思うのです。
それでは、また。
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株式会社船井総合研究所
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シニア経営コンサルタント 田中 晋也
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