非常勤医師を雇うタイミングとお互いが疲れない上手な付き合い方

2021年05月21日 (金)

科目:
皮膚科・美容皮膚科
コラムテーマ:
診療効率化 採用

平素よりお世話になっております。
船井総合研究所の村越でございます。

今回のメルマガは「非常勤医師を雇うタイミングとお互いが疲れない上手な付き合い方」と題してお送り致します。

開業前にご相談をいただく際、多くの先生方から将来は非常勤医師を複数雇用して分院展開したい!とご相談を受けます。

ただ、開業して4~5年後クリニックが軌道に乗った先生からは、
非常勤医師ってウチのクリニックに必要ですか?
入れてクリニックが良くなりますか?
とご質問をよくいただきます。

そこでまずは経営的に非常勤医師の雇用を検討すべきタイミングについて、ご解説できればと存じます。

非常勤医師を入れるべき5つの目安

①一時間あたり診察人数が25人を超えて、診察スピードに限界を感じている先生。

②診察室が少なく、スタッフに問診・説明を移管しようとしても場所がないという先生。

③皮膚科をご標榜で、形成外科の需要が多いエリアの先生。

④自費の医師施術や皮膚外科のオペの売上構成比が高く、非常勤医師に外来を移管することで売上が伸ばせる先生。

⑤プライベートな時間や経営の戦略を錬る時間が欲しい先生。

上記に当てはまる先生は非常勤医師を雇用することが、医院の成長に結びつく可能性が高い傾向にあると考えています。

しかし、提示金額に折り合いがつき非常勤医師を入れた際に、診療方針の違いでトラブルになるケースもございます。

そこで、勤務前に下記の項目について非常勤医師と予め握り合わせを行うことを推奨致します。

非常勤医師と最低限握りあわせするべき項目

・コストの算定方法と対象患者
・スタッフへ移管する業務内容とその線引き
・処置の方針
・最低診察していただきたい人数

雇ってから診療スタイルを変更して欲しいと打診して、良い顔をされる先生はいない為、これらの項目は勤務前に打診されることを強く推奨します。

このように非常勤医師と上手く付き合うことで、先生方の経営の選択肢は大きく広がります。

是非、今一度非常勤医師の雇用をご検討いただいてはいかがでしょうか?

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この記事を書いたコンサルタント

村越 健太

プロフィール詳細

大手医薬品卸の営業を経て、船井総合研究所に入社。入社後は皮膚科専門の診療所経営コンサルティングを行っている。
元医薬品卸の営業として100軒以上のクリニックの医師・看護師・医療事務と共に仕事をしてきた経験から、患者満足度を上げるためには、治療効果だけではなく、スタッフにも患者満足度を意識させるマネジメントの必要性を確信。
実際の現場からしかわからない課題を発見し、解決方法の提案を現場に落とし込む“現場第一主義”のコンサルティングスタイルを貫いている。
一貫して “地域の患者から選ばれる医院づくり”をメインテーマとして掲げ、スタッフマネジメント、集患対策、患者満足度対策、スタッフ採用支援を行ってきた経験を持つ。

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