皮膚科 経営コンサルタントの北里です。
7月の業績は、夏まっさかりのわりにはぱっとしない
医院が多かったように思います。
過去2年に比べると、繁忙期カーブがやや緩やかな
傾向にありそうです。
昨年は、震災や節電があり、
おととしは数十年に1度の猛暑でした。
このような特殊与件があるので、例年並みに戻った
というほうが正しいのかもしれません。
さて、この繁忙期カーブが緩やかな年には、しっかりと
閑散期で業績をあげる仕組みが必要です。
美容治療に力を入れることもできますし、
年末のインフルエンザに力を入れることもできます。
しかし、もっとも重要なのがこういった比較的落ち着いた
夏だからこそ、患者さんをお待たせしないようにする
ことです。
夏に患者さんをお待たせするのは当たり前と考えては
いけません。
夏の繁忙期は、患者さんが新たに来院するチャンスで
あり、同時に患者さんが離れていくきっかけにもなります。
しっかりと、夏を乗り切る効率的な診察オペレーションを
考えてください。