皮膚科経営コンサルタントの北里です。
5月の業績は、軒並み好調な医院が多いです。
例年ですと、GW明けに一度落ち着く患者数が、
今年は落ちません。
すでに疲弊されている先生も多いのではないでしょうか?
最近、そんな状況下でお仕事の依頼を受けることが多いのですが、
診療の効率化で最も重要な要素があります。
多くの先生は、効率化のために何かを実行しようとあれやこれや
と考えます。
しかし、私は診療の効率化を考える上で、何かを実行することよりも
何をやまるかを考えることが多いです。
診療効率とサービスは180度反対のベクトルにあります。
サービスをあげようとすれば当然、診療効率は落ちて待ち時間が発生します。
結果、患者さんが不満に感じます。
先生の信念を大切にしながら、その外側にあるものはそぎ落としていく
ことが重要です。私は、信念の外側にあるサービスはこだわりと呼んでいます。
本当にそのこだわりは患者さんのためになっていますか?
是非、こだわりが贅肉になっていないかを見直してください。
それが、効率化のはじまりです。