4月に、診療報酬が改定されます。
私は、大きなマイナス改定と考えていたのですが、
そういう意味では大きな変化がなかったと言えます。
むしろ、原価率の低い皮膚科という科目からすると、
初診料や再診料があがったことが利益に+に働く
のではないかと考えています。
直接、皮膚科医院に大きな影響はないかと思いますが、
今回の改定の目玉はむしろ『訪問診療』ですね。
施設訪問における点数が約1/4になりました。
今までは、お金を払って訪問先を開拓したいというニーズがありましたが、
完全に逆転しました。訪問から手をひく先生が増え、かかりつけになってもらえる
医師がいなくなって困っています。
歴史的によくよくあることなのですが、はしごのはずし方がすごいですね。
何かに依存する経営というのは、非常にリスクをはらんでいますね。