物価高騰による皮膚科・美容皮膚科クリニックへの影響

2023年12月14日 (木)

コラムテーマ:
経営計画/経営管理 業界動向 自由診療

平素よりお世話になっております。船井総合研究所の大石浩之です。
今回は、「物価高騰による皮膚科・美容皮膚科クリニックへの影響」と題しまして、コラムをお届けいたします。
ぜひ最後までお読みください。

物価高騰・不景気時代のマーケティングのポイント

現在、物価高騰・不景気の影響で、消費者心理は変化しております。そんな、変化する消費者心理に対応するためのマーケティングのポイント3選をお伝えいたします。

①”圧倒的1番院”になる

物価高騰・不景気により、”モノ余り”時代に突入し、患者様が集まるクリニックと集まらないクリニックの二極化がスタートします。「失敗したくない」という消費者心理から、地域一番院へ患者様が集まるようになります。どのような領域でも良いので、何かで一番になる事で、患者様から選ばれるクリニックになることができます。

②船井流経営法『ハイイメージ付き大衆商法』をおこなう
ハイイメージ月大衆商法とは、「低価格で高付加価値」な商品を提供することです。物価高騰・不景気時代には、「より安くてより良いもの」を求める消費者心理が働きます。値付けが自由な美容・自費診療で、改めて「適正な価格・サービス」の調査をおこない、価格改定を検討することもおすすめいたします。また、現金一括払いは高いと感じられるため、クレジットカード・医療ローンを活用し、1回当たりの支払い金額を抑える工夫も有効になります。

③新規集患に加えて、既存患者へのマーケティングにも注力する
新規患者様の集患に加え、一度ご来院いただいた患者様に継続的にご来院いただき、LTV(ライフタイムバリュー)を高めていくことが必要になります。施術中に患者様のニーズを把握したり、新商品を計画的に投入することが重要です。また、顧客情報(患者様情報)を管理するためのCRM(PRM)導入も検討していただきたいです。

いかがでしたでしょうか?
上記の3つのポイントを意識していただき、マーケティング戦略の再構築をしていただければ幸いです。
また、物価高騰・不景気時代でも、売上を伸ばし続けているクリニック様をゲストにお迎えしたセミナーを開催いたします。詳細は下記よりご確認ください。

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この記事を書いたコンサルタント

大石 浩之

プロフィール詳細

早稲田大学卒業後、船井総合研究所に入社。
入社後は、経営理念策定・10年ビジョン策定コンサルティングに携わり、現在は皮膚科・美容皮膚科のクリニックを専門としてコンサルティングをおこなっている。
集患のサポート(主にwebマーケティング)や、スタッフマネジメントのサポートをおこなっている。短期的な業績アップだけではなく、長期的な目線で経営者に寄り添うコンサルティングを行っている。

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