平素より大変お世話になっております。船井総合研究所の大石です。
「スタッフの給与を上げていきたいけど、基本給を上げると固定費が増える・・・」
「新しい機器の導入にスタッフが否定的・・・」
上記のようにお感じの先生も多いのではないでしょうか?
そんな先生方の一つの選択肢として、「インセンティブ導入」についてお伝えいたします。
インセンティブは、適切に設定すれば、スタッフが主体的に働き、定着・育成に寄与する仕組みです。
インセンティブ導入のメリット・デメリットについて、下記にまとめております。
メリット:
・クリニックの売上に応じて、適切な金額を支給できる
・スタッフが売上意識を持ち、主体的に仕事に取り組むようになる
→インセンティブが上手く機能すれば、固定費を上げずにスタッフのやる気・待遇アップが可能です。
デメリット:
・インセンティブの支給に慣れてしまう(=やる気が失われてしまう)
・インセンティブの制度に不満を持つスタッフが現れる
→インセンティブが上手く機能しないと、導入前より、給与に不満を持つスタッフが増える可能性もあります。
上記のように、インセンティブは完璧な制度ではなく、スタッフ様への説明の仕方を間違えると、マイナスの働きをすることもあります。
言わば”諸刃の剣”のため、しっかりとご検討のうえ、導入されることをオススメいたします。

この記事を書いたコンサルタント

大石 浩之
早稲田大学卒業後、船井総合研究所に入社。
入社後は、経営理念策定・10年ビジョン策定コンサルティングに携わり、現在は皮膚科・美容皮膚科のクリニックを専門としてコンサルティングをおこなっている。
集患のサポート(主にwebマーケティング)や、スタッフマネジメントのサポートをおこなっている。短期的な業績アップだけではなく、長期的な目線で経営者に寄り添うコンサルティングを行っている。