【○○をきちんと話す!】スタッフさんに行動してもらう秘訣
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平素より大変お世話になっております。
船井総合研究所の朝日です。
【こんな先生いらっしゃいませんか?】
✔自費強化したいけど、スタッフが思うように動いてくれない
✔WEB問診導入したくても、スタッフに拒否される
✔数年前から自院が何も変わっていない気がする
スタッフマネジメントの課題は、どこの院でも存在し、なかなかなくならない課題かと存じます。
そんな先生方に今回一つ、おさえていただきたい事をお伝えいたします!
【○○をきちんと話す!】スタッフさんに行動してもらう秘訣
現状、もしくは今後においても「スタッフさんを巻き込んで新しい何かを実行する」ということは、院長の理想のクリニックを作っていくためにも、クリニックを一層発展させていくためにも必要不可欠になってきます。
その際に、もちろん実現可能な施策を熟考する必要がございますが、施策を決定し、スタッフさんに実行内容をお伝えする際には、必ず内容を話す前にお話した方がよいポイントがございます!
「背景」をきちんと話す
ことです!
日々、院長は診療で忙しいため、院長の想いやクリニックの方向性は、詳細に伝えきることはなかなかできないかと存じます。。もちろん、その対策として経営方針発表会や朝礼でクリニックの方向性や院長の想いをお伝えすることが有効なのは間違いありません。しかしながら、そもそもそれらを実行できていないクリニック様もあるかと存じますし、実行していても、施策を現場に落とし込むのに苦労しているクリニック様もあるかと存じます。
施策を現場に落とし込むのに苦労しているクリニック様のよくある構図が以下です。
【院長】クリニックの発展のためにこれを進めたい!
【スタッフ】なぜしたいのかわからないからモチベーションが上がらず、よくわからない。実行できたとしても、実行力が弱く、継続しない。
スタッフさんのモチベーションを上げなければ、実現できない、もしくは実現しても実行力が伴わない為、成果がでないという形になりやすいです。。ですので、まずモチベーションを上げるために「なぜ、その施策を行うのか」をお伝えすることが大切です。
その施策の背景には、必ず院長の中で構想しているビジョンがあるはずです。(ここが一貫していない場合は、施策を練り直す必要があります。。)どこまで背景を話すかは、状況によって異なりますが、例えば、WEB問診を導入する際には、「診療を効率化して、患者さんの待ち時間を減らしたい」でしたり、「残業を減らして、スタッフの負担を減らしたい」というような背景があるかと存じます。
是非とも、その「背景」をきちんとお話した上で、スタッフさんにそのために「この施策をしたいんだ!」とお伝えいただければと存じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
クリニック経営研究会
この記事を書いたコンサルタント
朝日伶
慶應義塾大学理工学部 卒業。
新卒で船井総合研究所に入社。皮膚科・美容皮膚科専門コンサルタント。集患対策を軸にコンサルティングを展開。集患に留まらず、業務効率化やスタッフマネジメントにも定評がある。短期的な売上UPだけに焦点を当てるのではなく、長期的に価値あるクリニック形成や院長・スタッフ・患者様を幸せに導く事に重きを置いている。