【組織の階層構造とは?】皮膚科・美容皮膚科‐院長の右腕となる主任・リーダー研修
目次
平素より大変お世話になっております。
本日は、組織マネジメントにおいて基礎となる組織の階層構造についてお伝えいたします。なかなか、主任陣・幹部陣の活用がうまく行かなかったり、理想的な成長ができないというようなケースはしばしば目にします。直接指導する前に、まずは組織全体の仕組みづくりから考えていきましょう!
また、8月から開催されます「皮膚科・美容皮膚科‐院長の右腕となる主任・リーダー研修」でもお伝えさせていただく内容となりますので、是非お読みください!
◇こんなお悩みはありませんか?
☑トップダウンで指示を下ろしたいのになかなかできない
☑院長に余計な問い合わせが集中してしまう
☑役割や責任が明確でないために業務に滞りが発生する
このようなお悩みは、組織に階層構造ができていない、または階層構造があるものの、それぞれの役割が機能していないために起きている可能性があります。実はこれは階層構造を適切に構築することで、一気に解決することができるのです!
◇組織における階層構造の役割
医療機関の組織階層は、主に院長、主任、一般スタッフで構成されます。それぞれの役割を明確にすることが、スムーズなクリニック運営には不可欠です。というのも、院長の限られたリソースを最大限に活かすためには、しっかりと業務の移譲、役割の分担が必要になるためです。
役割分担すると、院長は全体のビジョンや方向性を示し、戦略的決定を行うこと。主任は各部門の責任者として、部門間の連携を図りながら現場の改善・向上施策を練る。そして一般スタッフは、患者対応や実務を行うことは当然ながら、院長の実現したいサービスやバリュー(価値観)を体現すること、改善施策を主任の指示のもと実行すること。というように、誰が何に集中すべきかをしっかりとルール化させられて初めて階層構造は成り立つのです。
◇階層構造の作り方
では、そんな理想的な組織図、階層構造を作るためにはどうすればよいか。
まず、医療機関の組織階層構造を構築するには、現状の業務フローを把握し、各階層の役割と責任を明確にすることが重要です。次に、中間管理職である主任陣が、どれだけ自立して動けるようになるかが最重要ポイントとなります。主任レベルで、経営的な視点を持ち、例えば現状のオペレーションでは、施術枠数が目標に対して足りないな。時間生産性を高めるためには、施術時間を短縮する何か方法が無いかなど、目標KPIに対して施策を検討できるようになることが必要になります。そして最後に、各階層の役割を明確にし、それを全スタッフに浸透させることが重要です。定期的な部門別のMTG、経営方針発表会などの企画を進めていく、というようなフローとなります。
ここで最も重要である、主任陣を経営者の右腕とも言える状態に育てるための研修を皮膚科・美容皮膚科業界としては弊社初の企画として実施いたします!
