現在、皮膚科医院のコンサルティングを行っている中で、
院長先生が抱えている悩みは、大きく分けて4つほどになります。
①増患対策
②診療の効率化
③自費率の向上
④スタッフマネジメント
医業収入が5000万円~8000万円あたりの医院では、
①の増患対策がメインテーマになります。患者数が減っているから、
自費を増やそうという先生がいますが、それは間違いです。
皮膚科のマーケット状況がもっと厳しくなれば話は違いますが、
しっかりとマーケティングを行えば患者数を増やすことは決して
難しいことではありません。
医業収入が8000万円あたりを越えてくると診療効率化が課題として
あがってきます。このあたりの規模になると、予約システムの導入
を検討し始める医院が多いです。また、電子カルテの必要性を
感じ始めます。
医業収入が1億を超えてくるとスタッフが増加し、スタッフマネジメント
の問題がでてきます。福利厚生や評価制度の整備やスタッフの
モチベーションアップなどを行っていく必要があります。
自費に関しては、規模に関係なく取り組むところになりますが、
患者数が少ない医院はまずは患者数を伸ばし、その後の取り組みという
ことが大切なポイントです。
今年から上記のような内容を中心に、実際の取り組み事例などを
含めてお話していきます。