最終エンドユーザーに届けるためには、オピニオンリーダーを上手に活用すべき

高額商品(例:全身脱毛)を売る場合や地方で商売をしている場合は、自分の商品のオピニオンリーダー(インフルエンサー)を見つけて、彼らに成約に繋がる口コミを広げていただくことが重要になる。そこで、そのオピニオンリーダーを見つける手法としてお客様紹介特典企画を行う。それによって、誰が自分たちの商品やサービスのオピニオンリーダーなのかを炙り出し、その人にVIP待遇をすれば良いということになる。

 オピニオンリーダーを挟まずに、マス広告に依存すると広告力が分散するため費用対効果が上がりきらない。ここで考えなければいけない重要な点はオピニオンリーダーとなる人は全ての商品やサービスにおいて発信者の役割をしている訳ではないということ。医療脱毛については発信者であっても、例えばキャンプグッズではそうではないかもしれない。つまり、その人の趣向やその人の周りで既にその商品やサービスを受けている人が多いか少ないかなどにも影響を受けるため、自分たちの商品やサービスのオピニオンリーダーが誰かを見極めるのが非常に重要となる。

 オピニオンリーダーにその役割を全うしてもらうためには、①発信したくなる商品・サービス展開をする(≒飽きさせない)ことと、②オピニオンリーダー自身の法人や商品に対するエンゲージメントを高める必要がある。①はオピニオンリーダーが好む商品・サービスを軸に展開していくことが重要になるし、②は限定イベント開催や優遇対応が求められる。

最近、オピニオンリーダーに仕事をしてもらっていないと感じる場合は、①そもそも他の人に勧める商品やサービスがないか(あるいは勧めると自分の評価が落ちると感じられてしまっていないか)、②その人の周りでも商品・サービス利用者が増えてきて勧める相手がいないか、③法人に対する愛着や思い入れが減ってきて法人のことは忘れ去られていないか、を再確認する必要がある。

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