【自費拡大が出来る・出来ないの差】マーケティング編
いつもお世話になっております。
船井総合研究所の朝日 伶(あさひ りょう)です。
「自費診療の拡大」
を来年の1つの課題としている先生多いのではないでしょうか。
最近、自費診療に力を入れている先生が徐々に増えているのは周知の事かと存じます。
頑張ってくれているスタッフへの還元を一層実現するためにも、地域の方々のお悩みを幅広く解決していくためにも、先生の金銭的余裕のためにも自費診療への参入・拡大は大きな可能性を秘めています。
ですが、自費診療に力を入れていてもなかなか自費拡大の突破口を見出せていないクリニックも多々存在します。
では、自費診療を拡大出来ているクリニックと出来ていないクリニックの差はどこにあるのでしょうか。
自費診療の基本戦略4P
結局のところ、自費診療拡大の差は、基本戦略をどれだけ確実におさえているかいないかという所に行きつきます。
改めて、自院の基本戦略4Pは確実に対策されていますか。
Product:商品
Price:価格
Promote:販促
Place:流通
Product(商品):脱毛のセットメニューや複数回メニュー、シミ治療のセットメニューは競合にはない価値を実現出来ていますか。単部位や単回施術から引き上げやすいメニューになっていますか。
Price(価格):競合の価値・価格と自院の価値を踏まえた価格設定出来ていますか。入口商品・出口商品を踏まえた価格設定出来ていますか。
Promote(販促):販促は売上の最低3~5%はかけていますか。自院の商圏を把握して、商圏内の人達に向けた刺さりやすい打ち出しだったり、自院の戦略に基づいた打ち出しだったりは出来ていますか。
Place(流通):患者様の関心から興味を引き、予約・来院までの導線は確保出来てますか。つまり、検索者がどのようなキーワードで検索し、自院HPにおいてどのページをどのような流れで閲覧し、予約・来院に至るのか把握出来ていますか。
繰り返しになりますが、自費診療拡大の差は、基本戦略をどれだけ確実におさえているかいないかという所に行きつきます。改めて、4Pを見直していただき、自費診療売り上げ拡大につなげていただけると幸いです。
https://byoin-clinic-keiei.funaisoken.co.jp/dermatology/blog/
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この記事を書いたコンサルタント
朝日伶
慶應義塾大学理工学部 卒業。
新卒で船井総合研究所に入社。皮膚科・美容皮膚科専門コンサルタント。集患対策を軸にコンサルティングを展開。集患に留まらず、業務効率化やスタッフマネジメントにも定評がある。短期的な売上UPだけに焦点を当てるのではなく、長期的に価値あるクリニック形成や院長・スタッフ・患者様を幸せに導く事に重きを置いている。