【2020年 診療報酬改定対策】「自院を知らない人に知ってもらう」ためのWEBを使った病院広報
いつもめでぃまがをお読みいただきありがとうございます。船井総合研究所 病院コンサルタントの白石です。
今回のメルマガでは、「自院を知らない人に知ってもらう」ためのWEBを使った病院広報ついてお伝えします。
日本におけるインターネット利用者は1億人を超え、人口の8割以上が使用していると言われています。つまり、WEBを最大限に活用することで、低コストで多くの人へ情報発信することが可能な時代になったということです。皆さまにおかれましても、病院のWEB活用の重要性は日に日に感じているところではないでしょうか?
実際、弊社には「ホームページをとりあえずリニューアルしようと思っていますが、自院を知ってもらうためにはどんな風にホームページを活用したらいいのでしょうか?」といった相談が寄せられます。これは、「誰に向けて」、「どういったことを伝えたいか」を整理していかなくてはいけませんが、そもそも、病院のホームページをどのようにたくさんの人に見てもらうか?を考えていかなくてはいけません。
そこで今回は、「自院を知らない人に知ってもらう」方法の一つで、最も手軽かつ低コストで行える《MEO対策》についてお話したいと思います。
■MEO対策とは
「MEO」という言葉を聞きなれない方のためにMEOとは何かをご説明すると、
「Map Engine Optimization」の略で、Googleにおける地図検索エンジン最適化(マップ検索最適化)の事を表します。
Googleで「地域名+キーワード」で検索した際に、自院のWEBサイトが上位表示されるように最適化を行うということです。
例えば、外出先でレストランを探す際、Googleマップで「レストラン」と検索すると、近くにあるレストランの情報がマップ上に表示されると思います。これと同様に、「地域名+病院」「地域名+診療科(内科)」「地域名+症状(頭痛)」などで検索した際にGoogleマップ上で上位に表示されるように対策を行うことです。
MEO対策のメリット
ではMEO対策を行うメリットを5つお伝えします。
1.来院のきっかけづくり
キーワード検索「地域名+キーワード(診療科・症状)」を入力した際に
表示されるので検索意図が明確なユーザーに情報が届けやすい
2.豊富な機能を利用できる
ビジネス名、業種、所在地、電話番号、住所などは当然だが、写真の追加やサービスの説明
口コミやそれに対する返信、投稿機能、Googleストリートビューも追加可能
3.競合が少ない
MEOはSEOに比べると知名度が低いため、競合が少なく、先駆者メリットを得やすい
4.コストパフォーマンスがよい
リスティング広告などとは違い、費用が発生しないにもかかわらず、高い効果が得られる
Googleのアカウントさえあれば、Googleマイビジネスへの登録は無料で行える
5.インバウンド対策ができる
ユーザーがGoogleに登録している言語で表示されるため、ホームページの多言語化など
コストをかけなくて済む
何を実施するのか
MEO対策やMEO対策についてのメリットはご理解いただけたかと思いますが、では実際に何をするのかということですが、答えはとてもシンプルです。
(1)Googleアカウントを取得し、グーグルマイビジネスに登録
アカウント作成⇒
https://accounts.google.com/signup/v2/webcreateaccount?flowName=GlifWebSignIn&flowEntry=SignUp
グーグルマイビジネス登録⇒
https://www.google.co.jp/intl/ja/business/
(2)グーグルマイビジネスの活用できる機能をフル活用する
営業時間、写真、動画、情報欄、投稿機能、口コミ、Q&Aなど
今回のメルマガでは、「自院を知らない人に知ってもらう」ためのWEBを使った病院広報ということでMEO対策をについてご紹介させていただきました。
引き続き、こちらのメルマガで、定期的にWEBを使った病院広報の具体的な方法をお伝えしていきます。
また、自院の状況に合わせて一度相談してみたいという方がいらっしゃれば下記の無料経営相談にてお問合せ下さい。(今回のメルマガテーマに関すること以外でも対応いたします!)
最後までお読み頂きありがとうございました!
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この記事を書いたコンサルタント
白石 一志
医療機器メーカーの営業を経て、船井総合研究所に入社。入社後は病院と介護を専門とするコンサルティングを行っている。
医療機器メーカー時代には、手術室の導線改善による業務改善・効率化、原価計算を用いての収益改善、新診療科の開設等を経験している。