運動器リハビリ「新卒教育」のポイントとは

いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の小栗陵太です。

新年度が始まり、クリニックによっては新卒の職員を迎えるところもあるかと存じます。

今回はその中でも、「新卒セラピストの教育」についてお伝えさせていただきます。

「新卒の入社が決まったのだけど、何から教育したらよいのだろうか」
「他のクリニックではいつから、何単位くらいとっているの?」
「新卒は教育スケジュールが整っている病院のほうが良いと聞くけど、本当?」
「そもそも当院では新卒の受け入れは大丈夫?」

など、様々なご相談をいただきます。

運動器リハビリ「新卒教育」のポイント

まず4月の入職初期は、社会人教育を徹底的に行っていただくようお伝えをしています。
これまでは「お金を払ってサービスを受ける立場」から「サービスを提供してお金をいただく立場」に役割が変わる一方で、その対応力や知識が不十分なケースが多く見受けられます。
専門職の前にまず社会人としての基礎固めをこの時期に行うことをお勧めしておりますが、同時に今いるスタッフにも改めて接遇を意識していただくことも効果的です。

では、実際何単位くらい取ればよいのか、という事についてですが、
多くの場合、「入社半年で90~100%稼働」を目標にしていただくことが多いです。
また、新卒の教育や担当疾患をどう進めていくかは、まずこの半年でどれくらい生産性を上げていただきたいか、から逆算して教育スケジュールを組んでいただくことで、数字としてのアウトプットも得られやすくなります。
習熟が早い新卒セラピストでは、入職3か月程度で他の職員に追いついてしまう方も見受けられます。

そしてセラピストの新卒を受け入れるにあたり最も必要な要素は「単位を取る仕組みができているか」となります。
新卒入社したセラピストがどの程度単位を取れるかは現状のセラピストの稼働状況でほぼ決まってしまう傾向が強いため、採用前に運動器リハビリの仕組み作りを作りきることをお勧めしております。
逆に、運動器リハビリの仕組みが上手く回っていると、中途・新卒に関わらず自然に高稼働になるケースが大半です。

今後新卒採用を検討している先生、またリハビリの増員を考えている先生は、
是非この機会に運動器リハビリの生産性を見直してみてはいかがでしょうか。

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運動器リハビリの仕組みづくりや、現場の生産性管理については分かったけれども、まだ院長先生が管理せざるを得ない現場が多く見受けられます。
スタッフが中心になって生産性を意識し、管理ができると、院長先生は診療と経営に集中する環境が整います。

これから運動器リハビリの導入を検討されている先生や、増員を検討されている先生にとっても成功ノウハウとして取り入れていただける内容となっておりますので、是非ご参加いただければと存じます。当日皆様からの参加を心よりお待ちしております。

この記事を書いたコンサルタント

小栗陵太

プロフィール詳細

茨城県立医療大学卒業後、理学療法士として医療法人に所属し医療・介護分野を幅広く経験。整形外科外来のリーダーとして、スタッフ育成や患者マネジメント、事業立ち上げの他、新規患者増加に向けたマーケティング活動を得意とする。
船井総合研究所入社後はこれまでの現場経験を生かし、「先生の想いを実現する」をコンセプトに集患対策から現場マネジメント、リピーター増加に至るまで、徹底して患者ロイヤリティを中心に据えたコンサルティングを展開する。

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