「3つの指標で安定した運動器リハビリの運営を実現!」

2021年03月05日 (金)

科目:
整形外科
コラムテーマ:
経営計画/経営管理

2024年の診療報酬改定の全様が少しずつ見えてきており、改めて整形外科クリニックの経営において必要な取り組みとその手順が明確になってきました。

将来的に推進されるであろう、医療費削減、報酬単価の引き下げに対する必要な取り組みがわかります。今後の整形外科クリニック経営の参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひともレポートをご覧ください。

・2024年以降の取り組みのヒントが分かる
・今後、整形外科クリニック経営で注力すべきポイントが分かる
・具体的な取り組みとその成果の一部を知ることができる
・地域一番店化を実現するためのヒントが分かる


<下記に当てはまる先生方はぜひ詳細をご覧ください!>
☑患者さんの訴えや保険会社からの治療費の打ち切りに挟まれ、対応に困っている方
☑特有の症状や制度の相談などが大変なのにも関わらず、スタッフからの協力が得られにくく困っている方
☑交通事故に遭ってから1ヵ月以上経過して書類だけ書いてほしいという方が増え、その対応に困っている方
☑交通事故患者が増えても大変さが増すことが無く、無理なく成長している成功事例を知りたい方
☑地域に根差した整形外科クリニックにおける交通事故患者の最新の対応方法を知りたい方

<開催日時>
②東京会場:2024/06/30 (日) 14:30~17:30
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階

②大阪会場:2024/07/07 (日) 13:00~16:00
船井総合研究所 大阪本社
〒541-0041
大阪市中央区北浜4−4−10 船井総研大阪本社ビル
※大阪会場では、ゲスト講座は録画配信・オンラインでの質疑応答となります。
>>詳細はこちらをクリック

 

昨年のコロナ禍から現在まで、
様々な先生との経営相談の中で見えてきた傾向の1つとして、
物理療法の売り上げが減少しているという声が数多く聞かれました。

しかし、リハビリを物理療法主体ではなく運動器リハビリを主体にしているところでは、患者さんの離脱が少ない傾向があり、3月、4月は緊急事態宣言の業績が落ちていたものの、6月以降は前年比プラスとなっている医院も多く見受けられます。

弊社の整形外科経営研究会やご支援先でも、2019年と比較した2020年の業績は前年比プラスとなっており、研究会でのアンケートによる集計結果は5-7月で前年比平均+2.1%、10月~12月で前年比平均+9.9%となっております。

2019年と2020年の平均医業収入の比較

コロナ禍でも運動器リハビリの運用で業績が上がった医院に共通していることとしては、下記のポイントをしっかり押さえていたことが挙げられます。

①リハビリ経営数値の把握
②患者さんの来院頻度の管理
③離脱・キャンセルの管理

まず①リハビリ経営数値の管理について
運動器リハビリテーションを行う上で主に関係してくるのは下記の数値となります
運動器リハビリテーション料Ⅱ(170点)
運動器リハビリテーション料Ⅰ(185点)
総合実施計画書算定料(300点)

そして取得単位数は、
セラピスト1日当たりの取得単位上限:24単位
セラピスト1人当たりの1週間単位上限:108単位
と定められています。

例えば、
20日間勤務で1日19単位、運動器リハビリテーション料Ⅱを算定、
担当患者数60人で全員に総合実施計画書を算定した場合、
20×19×170+300×60=82,600点がセラピスト1人当たりの点数となります。
運動器リハビリテーションを運営していく上では、
現在のリハビリ経営数値が適切であるかどうか、管理をする必要があります。

 

②患者さん来院頻度の管理

そして、患者さんの来院頻度の管理という面からは、
現在のリハビリの稼働状況を最適化するために、定期的にチェックをする必要があります。
先生が患者さんごとに求める適切なリハビリの頻度を確保することは治療成果に直結しますし、リハビリの運営面から見ても1日当たりの単位数を適切に維持するためには、患者さんごとの適切な治療頻度の見極めやそれに伴う単位数の管理が必要となります。

また、リハビリの新規処方の患者さんが、1週間先でも予約が取れない、もしくは頻度が2週間に1回になってしまうなど、稼働状況に対して患者数が多い場合はセラピスト増員の判断材料にもなります。

 

③離脱・キャンセルの管理

治療の途中で患者さんが来なくなってしまうことを離脱として捉えており、
運動器リハビリの離脱・キャンセルの理由には様々な理由があります。
急な仕事や体調不良などが原因のこともありますが、
リハビリに効果が感じられない、痛みが治まってきたから自己判断でやめてしまった
など、こちらの技術・説明不足によるものも見受けられます。

例えば、1日の予約数が18~19単位の予約数に対して、1~2人のキャンセルが続いてしまう(キャンセル率8%と仮定)と、セラピスト1人あたり年間約70万円の減収となってしまいます。

運動器リハビリを運営していく上ではこの離脱・キャンセル理由をしっかりと把握し、適切な対策を取っていくことが安定した患者数維持のみならず、治療成果が出やすくなることから提供している医療サービスの品質向上にも直結します。

ですから、リハビリ開始の時にこれからの治療計画について、リハビリスタッフから見通しを説明できるように教育する必要があります。

理学療法士の採用・教育やリハビリの展開に悩まれている先生方へ

☑理学療法士の良い人財が採用できるか不安
☑理学療法士のマネジメントに困っている
☑理学療法士の活躍の場を広げたい
☑リハビリを自院の主軸にしたい
☑リハビリのバリエーションを増やして地域貢献をしたい

そんなお悩みや思いを持たれている先生方は
ぜひオンライン視察ツアーにご参加ください。

今回のオンライン視察ツアーは、
医療法人社団 日輝会
うなやま整形外科
理事長 宇南山 賢二 氏を特別ゲスト講師としてお招きし、
オンラインにてクリニック視察ツアーと特別対談をお届けいたします!

たった3年でセラピストを0名から13名の体制にして、
外来の運動器リハビリだけでなく、
通所リハビリ、訪問リハビリも導入されました。

視察ツアーの第一講座では、
この3年で様々な困難を乗り越えてこられた
宇南山理事長およびマネージャー様のインタビューをご用意しています。

リハビリ拡大型クリニックのモデル医院ですので、
先生方のお悩み解決の一助となるはずですので、
この機会にぜひご受講してみてはいかがでしょうか?

▼お申し込みはこちらから▼
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/076556/

 

▼『【整形外科】リハビリ運営チェックリスト』 無料ダウンロードはこちら

【整形外科】リハビリ運営チェックリスト

 


<下記に当てはまる先生方はぜひ詳細をご覧ください!>
☑患者さんの訴えや保険会社からの治療費の打ち切りに挟まれ、対応に困っている方
☑特有の症状や制度の相談などが大変なのにも関わらず、スタッフからの協力が得られにくく困っている方
☑交通事故に遭ってから1ヵ月以上経過して書類だけ書いてほしいという方が増え、その対応に困っている方
☑交通事故患者が増えても大変さが増すことが無く、無理なく成長している成功事例を知りたい方
☑地域に根差した整形外科クリニックにおける交通事故患者の最新の対応方法を知りたい方

<開催日時>
②東京会場:2024/06/30 (日) 14:30~17:30
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階

②大阪会場:2024/07/07 (日) 13:00~16:00
船井総合研究所 大阪本社
〒541-0041
大阪市中央区北浜4−4−10 船井総研大阪本社ビル
※大阪会場では、ゲスト講座は録画配信・オンラインでの質疑応答となります。
>>詳細はこちらをクリック

 

 
2024年の診療報酬改定の全様が少しずつ見えてきており、改めて整形外科クリニックの経営において必要な取り組みとその手順が明確になってきました。

将来的に推進されるであろう、医療費削減、報酬単価の引き下げに対する必要な取り組みがわかります。今後の整形外科クリニック経営の参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひともレポートをご覧ください。

・2024年以降の取り組みのヒントが分かる
・今後、整形外科クリニック経営で注力すべきポイントが分かる
・具体的な取り組みとその成果の一部を知ることができる
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この記事を書いたコンサルタント

小栗陵太

プロフィール詳細

茨城県立医療大学卒業後、理学療法士として医療法人に所属し医療・介護分野を幅広く経験。整形外科外来のリーダーとして、スタッフ育成や患者マネジメント、事業立ち上げの他、新規患者増加に向けたマーケティング活動を得意とする。
船井総合研究所入社後はこれまでの現場経験を生かし、「先生の想いを実現する」をコンセプトに集患対策から現場マネジメント、リピーター増加に至るまで、徹底して患者ロイヤリティを中心に据えたコンサルティングを展開する。

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