リハビリ室の売上をあげるには?

いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の小栗陵太です。

リハビリ室の売り上げは、どの程度のインパクトがあるのか。

集患対策をはじめ業績アップのためには様々な手段がありますが、
影響力が大きいものの一つに、
「運動器リハビリの生産性向上」が挙げられます。

単位の取り方や予約の仕組みを変えていくだけで、
同じ人数でも売上が70万円アップ、また多いところでは150万円アップするなど、
運動器リハビリの売上については伸びしろのあるクリニックが多く見受けられます。

運動器リハビリの生産性について、
当院における運動器リハビリの生産性はどのくらいが適正なのか?
運動器リハビリの拡充にあたり当院のクリニックはPT何人が適正なのか
そもそも自分のクリニックの運動器リハビリの生産性は高いのか低いのか
など様々なご相談をいただきます。

では、生産性を上げていくためにまずは何から取り組むべきか、
参考にしていただければ幸いです。

【運動器リハビリの生産性を把握する】
ご相談の際に多く見受けられるのが、
運動器リハビリの生産性についてご質問させていただいた際、
「大体○○単位くらい」「1人○○円くらい」と大まかに把握されているケースが多く見受けられます。

この状態ですと、ざっくりとした売り上げは分かるものの、
生産性を上げるためにはどんな取り組みが必要か、という問題点の把握や、
どれくらいの生産性を目標とすべきか、という売り上げ目標が不明瞭になってしまいます。

我々のご支援先では、
単位数・稼働率・キャンセル率等のリハビリ数値と
レセプトや新患数などの経営数値、そして管理体制から、
直近で取り組むことと目標売上を設定していくのですが、

まずはこれらの指標、
単位数:1人あたり1日何単位取得できているのか
稼働率:設定した予約枠数に対して、実稼働の割合はどれくらいか
キャンセル率:実稼働に対してキャンセルになった人数はどれくらいか
を把握することをおすすめしております。

稼働率であれば95%以上、キャンセル率については完全予約制の場合5%以下を目標設定とするケースが多いです。

【管理数値の共有をする】
そしてこれらの数値を現場主導で管理して行くのですが、
高生産性を実現するためにはセラピストだけではなく「クリニック全体で」管理数値を理解していくことが大切です。

その際、どんな数値を大切にしていて、何のためにこれを取るのか
といった部分をしっかりとスタッフに浸透させることが必要です。

スタッフ主導で数値管理に取り組んで行くことができると、
指標数値ベースでの改善が見込まれるため売上へつながりやすくなります。

そして数値を上げて行く過程では、
患者様対応の時間を守ることや説明を効率化する必要性などが求められてくるため、
結果として患者様の満足度向上にもつながりやすくなります。

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運動器リハビリの仕組みづくりや、現場の生産性管理については分かったけれども、まだ院長先生が管理せざるを得ない現場が多く見受けられます。
スタッフが中心になって生産性を意識し、管理ができると、院長先生は診療と経営に集中する環境が整います。

これから運動器リハビリの導入を検討されている先生や、増員を検討されている先生にとっても成功ノウハウとして取り入れていただける内容となっておりますので、是非ご参加いただければと存じます。当日皆様からの参加を心よりお待ちしております。

この記事を書いたコンサルタント

小栗陵太

プロフィール詳細

茨城県立医療大学卒業後、理学療法士として医療法人に所属し医療・介護分野を幅広く経験。整形外科外来のリーダーとして、スタッフ育成や患者マネジメント、事業立ち上げの他、新規患者増加に向けたマーケティング活動を得意とする。
船井総合研究所入社後はこれまでの現場経験を生かし、「先生の想いを実現する」をコンセプトに集患対策から現場マネジメント、リピーター増加に至るまで、徹底して患者ロイヤリティを中心に据えたコンサルティングを展開する。

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