【診療効率化のカギ】シュライバー(クラーク)を導入すべき理由3選

2025年10月09日 (木)

科目:
皮膚科・美容皮膚科・美容外科
コラムテーマ:
診療効率化 シュライバー/クラーク

【こんなお悩みありませんか?】
・保険診療に時間がかかり、診療がなかなか終わらない
・残業時間の多さが理由でスタッフの離職が発生している
・医師の時間に余裕がなく、自費診療に注力できていない

こんなお悩みから、「保険診療効率化」に取り組まれている先生方は多いことでしょう。
そんな先生方にぜひご検討いただきたいのが「シュライバー(クラーク)制」の導入です。
今回のコラムでは、シュライバー(クラーク)を導入すべき理由3選についてお伝えします。
※本コラムでは、医師の診察に同行し、電子カルテ入力などを代行することで、医師の業務負担軽減と診療効率向上を支援するスタッフを「シュライバー(クラーク)」と定義しています。

シュライバー(クラーク)を導入すべき理由3選

1.残業時間を削減し、スタッフの定着率を向上させる
診察以外の前問診や患者さまへのヒアリング、電子カルテの入力などをシュライバーに移管することで、医師が診察のみに集中できる環境が整います。
シュライバーが患者様対応・電子カルテ入力をおこなっている時間を有効活用することで、患者様一人当たり診療時間が短縮され、結果として残業時間の削減に直結します。

残業時間が削減されれば、スタッフの定着度向上にも大きく繋がります。
これは、以下のようないいサイクルを生み出す第一歩となるでしょう。

シュライバー導入
→診療効率化が進む
 →残業時間が減る
  →スタッフの定着率度向上
   →さらに診療効率化が進む
    →さらに残業時間が減る  ・・・

2.収益性の拡大に繋がる
シュライバーを導入することで、診察可能人数UPと自由診療への注力が可能となります。
例えば、医師の診察時間を1人あたり6分から3分に半減できた場合(営業時間6時間、診療単価3,500円として)のシミュレーションがこちらです。

診察時間(医師対応時間):6分/人
営業時間:6時間
→診療可能人数 60人/日
→売上上限 210,000円
※60人以上の来院があった場合は、売上上限は上がるが残業が発生する

診察時間(医師対応時間):3分/人
営業時間:6時間
→診療可能人数 120人/日
→売上上限 420,000円

さらに、医師に余裕ができた時間を活用し、自由診療(特に美容領域など)のカウンセリングに注力すれば、さらなる収益性の向上に大きく繋がります。

3.患者様満足度が向上する
「先生が話を聞いてくれなかった」
「患部をチラッと見ただけで終わった」
「待ち時間が長い」

といったネガティブな口コミは、混雑しているクリニックで発生しがちです。
シュライバーを導入することで、医師は電子カルテ入力の手間から解放され、
患者様としっかり向き合って診察できます。これにより、安心感と満足度が劇的に向上します。
また、診療がスムーズになり、クリニック滞在時間が短縮することも、患者様満足度の向上、そして再来院へと繋がる大きな要因となります。

いますぐ具体的な施策を知りたい先生方へ

シュライバー(クラーク)制の導入や、その他クリニックの具体的な経営改善策にご関心がある方は、無料経営相談を実施しております。

ぜひこの機会をご活用ください。

お読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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この記事を書いたコンサルタント

大石 浩之

プロフィール詳細

早稲田大学卒業後、船井総合研究所に入社。
入社後は、経営理念策定・10年ビジョン策定コンサルティングに携わり、現在は皮膚科・美容皮膚科のクリニックを専門としてコンサルティングをおこなっている。
集患のサポート(主にwebマーケティング)や、スタッフマネジメントのサポートをおこなっている。短期的な業績アップだけではなく、長期的な目線で経営者に寄り添うコンサルティングを行っている。

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