医療機関における戦略眼 ~モデル医院のご紹介~ 「医療法人社団鉄祐会 祐ホームクリニック」

2019年10月03日 (木)

科目:
内科
コラムテーマ:
業界動向

こんにちは。船井総研の松岡です。

第3回は、「医療機関における戦略眼」についてです。

本メルマガは、以下に少しでも共感頂けます方へおススメの内容となっております。
「実現したい医院ビジョンはあるものの医院経営になかなか反映しきれていない」
「今の患者さんやスタッフさんを10年先も幸せにし続けるアイデアがほしい」
「医師採用や事業継承に向けて魅力的な医院つくり戦略を描きたい」

これらのお悩みの解決方法の第一歩として、おススメな方法は「先駆者の話を聞きインプット量を増やす」事です。

ここで、ヘルスケア分野の先駆者事例をご紹介させて頂きます。
今回ご紹介させて頂くのは、在宅医療を提供する「祐ホームクリニック」をはじめ、シンガポールにおける海外展開、オンライン診療システムYaDocの開発・普及へ取り組む、医療法人社団鉄祐会祐ホームクリニック理事長武藤真祐氏になります。

武藤氏は「課題解決」というキーワードのもと、ヘルスケア分野において、常に先進的な戦略眼を持って経営をすすめられてきました。
ポイントを3つに絞りますと以下の様になります。

ポイント(1)
日本の医療における課題を構造から解決するべくマッキンゼー・アンド・カンパニーへ

医師として働く中で、過酷な労働環境に加え、医師と患者の信頼関係の薄れに医療現場が疲弊している現実をみて、「現代の日本の医療には、何か構造的問題があるのではないか」との問題解決をすべく一旦医療界から離れることを決意されます。
他業界より得た広い視野から以下、3つの使命を持たれ医療業界に戻られました。
・未曾有の高齢社会を迎える日本の問題を医療者の立場から解決すること
・その過程では地域の患者、家族と心からの信頼関係に基づいたヒューマンケアを実践すること
・その結果、現在および次世代に希望ある社会を創造すること

ポイント(2)
超高齢社会問題と患者さん&ご家族の課題解決をすべく在宅医療専門クリニックを開業

上記三つの視点から在宅医療専門クリニックを開業された武藤氏は、若い医師が新たなチャレンジの場を持ってほしいとの想いより、2015年から2016年にかけて都内に3カ所のクリニックを開業されます。加えて、2011年3月の東日本大震災時は、自身にできることは何かと考え、「祐ホームクリニック石巻」の開設に加え、被災者支援の活動にも取り組まれました。

ポイント(3)
超高齢社会を支える医療・介護のビジネスモデルづくりの舞台はシンガポール

日本型の地域包括ケアの“輸出”と「人、デバイス、ロボット」を組み合わせて、医療の質を上げ、効率化を図ることを目指し、シンガポールにおいて在宅医療専門クリニック「Tetsuyu Healthcare Holdings」を立ち上げらました。ここに加えて、日本では遠隔医療を支援するシステム開発を行う会社「株式会社インテグリティ・ヘルスケア」も設立されています。今後は、シンガポールでのクラウド、IoT、ロボットをつなげた情報共有プラットフォームとAI(人口知能)活用につながる遠隔医療を組み合わせ海外展開を加速する予定です。

コチラでのご紹介は、ほんの一部となりますが、常に先駆的な戦略眼と行動に加え、イノベーションをもった事業展開をされている事がわかります。

さらに詳しく知りたい院長様向けに、年に1回の100名様限定セミナーをご用意させて頂いております。

<内科向け時流予測セミナー 内科フォーラム>
WEB:https://lpsec.funaisoken.co.jp/byoin-clinic-keiei/seminar/048546_lp/
DM:https://www.funaisoken.co.jp/files/pdf_seminar_048546_01.pdf

当日は、特別ゲスト講師として武藤氏にご登壇頂き、「世界1位の超高齢社会である日本が地域包括ケア事例を創る」と題して、主に以下5つの項目について講演頂きます。
1.医療法人社団鉄祐会祐ホームクリニックの基本概要と具体的取り組み
2.グローバルから見た国内医療の社会課題と展望、日本の医療が担う存在意義
3.超高齢社会、医師不足、人口減の時代に担う本来の医師の役割
4.プライマリ・ケアと地域包括ケアを両輪で考える2020年以降の総合内科医院
5.武藤真祐氏が明るい未来に向けてこれから取り組むべき10年間ビジョン

是非、良質なインプットとアウトプットを通し、
「実現したい医院ビジョンに向かって医院経営が動き出した!」
「今の患者さんやスタッフさんを10年先も幸せに続けられる未来がみえた!」
「医師採用や事業継承に向けて魅力的な医院つくり戦略が出来た!」
というような、未来を実現して頂きたく思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

<内科向け時流予測セミナー 内科フォーラム開催のお知らせ>
2020年以降に内科クリニックが成功するために採るべき戦略とは?
~2人のスペシャルゲストをお迎えしてお送りする内科院長必聴のセミナーです。~
スペシャルゲスト【1】日経ビジネス「次代を創る100人」選出!医療法人社団鉄祐会 武藤 真祐 氏
スペシャルゲスト【2】開業初年度で年間医業収入1.5億円達成!仙台消化器・内視鏡クリニック 院長 山岡肇氏

上記ゲストに加え、船井総研から①生活習慣病②内視鏡③在宅医療、それぞれの分野の時流予測と具体的な対応策をお伝えいたします。
※詳細な内容、お申込み下記URLからご確認ください!
(ゲスト講師の成功事例レポートも無料ダウンロードできます!)

■内科フォーラムのご案内DMはこちら
https://www.funaisoken.co.jp/files/pdf_seminar_048546_01.pdf

■内科フォーラムのお申し込みはこちら
https://lpsec.funaisoken.co.jp/byoin-clinic-keiei/seminar/048546_lp/

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この記事を書いたコンサルタント

松岡 佑磨

プロフィール詳細

在宅医療をメインテーマに医科・歯科・調剤へのコンサルティングに取り組む。学生時代より、社会インフラに携わりたいと考え船井総研に入社後、在宅医療の社会性的必要性を独居居宅や介護施設の現場で本気で実感し、今では『看取り難民問題を解決する在宅医療機関を世の中に1件でも多く排出する』という想いを強く持っている。クライアントの特徴、地域ならではの市場性や医療介護資源を把握したうえでの多職種ニーズをとらえた連携提案を強みとし、在宅医療に取り組む医療機関と共に日本の健康寿命を向上させる事に注力している。

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