目次
いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
今回は、
- どの医師が訪問しても患者さんに満足してもらえる質の担保をしたい。
- スタッフ数が増えてきて、質にばらつきが出てきた…
- 分院展開を考えているが何から着手しようか…
- 新入職するスタッフへの教育の仕組みをととのえていきたい。
と、お考えの皆様へ、“院長の診療をパッケージ化する”ことをオススメさせて頂きます。
具体的なステップとしては、
STEP1:スキルチェック項目の洗い出し
STEP2:訪問者と同行者で相互チェック
STEP3:教育カリキュラム化
になります。
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ステップごとに解説をしていきます。
STEP1:スキルチェック項目の洗い出し
まずは、院長が日々診療で行っている事をシーン別に洗い出しましょう。
例えば、
ジャンル:訪問診療時
□ご自宅に上がる際は靴をそろえる
□服装や靴下清潔なモノを身につける
etc
といったイメージです。
ここでのポイントは、行動ベースで項目を作成することです。
出来た出来ないレベルの評価でないと再現性高く他者に伝えることは難しくなります。ジャンル別に、最低数百個の項目にはなるかと思います。
STEP2:訪問者と同行者で相互チェック
スキルチェックシートが、1ジャンルでも完成したら、訪問者と同行者で相互チェックを行いましょう。
訪問者は100%出来ていると感じていても同行者から見たら60%しか出来ていない…といった話はよくあることです。
同行者の視点は、診療をみている家族や施設関係者の視点と捉えて改善していきましょう。
改善方法としては、院内で訪問時の挨拶は「○○
と言おう」とルールを決めロールプレイングなどを行うことをオススメします。
この際、動画などで記録を残せるとより良いです。
ポイントは、スキルチェックシートを完璧に仕上げてから相互チェックに進むのではなく1ジャンル出来たら、相互チェックして運用してみる事です。
STEP3:教育カリキュラム化
スキルチェックシートの作成と相互チェックの運用が完成したら、教育カリキュラム化しましょう。
挙げたスキルを〇〇か月目で習得するか?その月の目標ゴールは何か?を設定します。
イメージとしては以下の通りです。
1か月目 訪問診療の躾マナー習得
□ご自宅に上がる際は靴をそろえる
□服装や靴下清潔なモノを身につける
etc
ここでのポイントは、月1回~月2回程度でカリキュラムを理解した教育者とカリキュラムを習得する者とで、どこまで出来る様になったか面談をこまめに行う事です。
自動車教習所のイメージに近いかもしれません。
ここまで、記載させて頂きました内容を含む詳細は、以下、オンラインセミナーにてお伝えさせて頂きます。
主なテーマは、
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当日は、2時間に内容を凝縮してお伝えさせて頂きます。
詳細な案内資料もURLにて確認頂けますので、一度お目通し頂けますと幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
(執筆者:松岡佑磨)
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この記事を書いたコンサルタント
松岡 佑磨
在宅医療をメインテーマに医科・歯科・調剤へのコンサルティングに取り組む。学生時代より、社会インフラに携わりたいと考え船井総研に入社後、在宅医療の社会性的必要性を独居居宅や介護施設の現場で本気で実感し、今では『看取り難民問題を解決する在宅医療機関を世の中に1件でも多く排出する』という想いを強く持っている。クライアントの特徴、地域ならではの市場性や医療介護資源を把握したうえでの多職種ニーズをとらえた連携提案を強みとし、在宅医療に取り組む医療機関と共に日本の健康寿命を向上させる事に注力している。