貴院の組織はどのタイプ?~4つの組織分類~

2021年06月29日 (火)

科目:
内科
コラムテーマ:
在宅医療 スタッフ定着率

今回は、
・スタッフ数が10名を超えたタイミングから組織体制に違和感がある
・離職が多い、スタッフが中々育たない
・ここ数年、医院の成長が止まっている様に感じる
といった院長向けの内容となっております。

船井総研では組織を“働きがい”と“働きやすさ”の2軸で定義しています。
“働きがい”は、①理念への共有・②自身の将来像・③仕事へのステイタスで構築され、
“働きやすさ”は、④スタッフの関係性・⑤リーダーへの信頼度・⑥働きやすさ・⑦衛生的な環境・⑧報酬で構築されています。

さらに、“働きがい”と“働きやすさ”がそれぞれ高いか低いかで組織を4パターンに分類し、現在地点を知る事で成長の為の方向性を定義しております。

その4つのパターンとは、

①働きがい:低い×働きやすさ:低

【スタートラインゾーン】
まだまだ、未整備の組織の様です。中期経営計画を立てて、スタッフ共有するところから
はじめる事をオススメします。

②働きがい:低い×働きやすさ:高い

【仲良しクラブゾーン】
スタッフ同士が馴れ合いのような状況になっていませんか?スタッフ定着率は高いが、医院としてはいまいち成長しきれていない状況ではないでしょうか。一人当たり生産性を意識した数値共有からはじめる事をオススメします。

③働きがい:高い×働きやすさ:低い

【弱肉強食ゾーン】
強いモノのみが生き残る状況になっていませんか?トッププレイヤーはいるものの人が育たない、離職が目立つといった状況ではないでしょうか。経営計画に沿った多職種横断プロジェクトなどを通し、全職種一丸となって成長していける文化形成からはじめる事をオススメします。

④働きがい:高い×働きやすさ:高い

【グレ―トカンパニーゾーン】
理想的な組織です。スタッフそれぞれが自分で考えて自律して動くため、医院も自然と成長し、入職スタッフも成長していくような状況です。

貴院の組織はどのタイプに近い状況でしたか?
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最後までお読みいただきありがとうございました。
(執筆者:松岡佑磨)

<コンサルティングポリシー>
「人生最期の10年を”生きる為の医療”で支える、在宅医療機関を世の中に1件でも多く輩出する」
~最期に最高の親孝行ができる世の中に~

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この記事を書いたコンサルタント

松岡 佑磨

プロフィール詳細

在宅医療をメインテーマに医科・歯科・調剤へのコンサルティングに取り組む。学生時代より、社会インフラに携わりたいと考え船井総研に入社後、在宅医療の社会性的必要性を独居居宅や介護施設の現場で本気で実感し、今では『看取り難民問題を解決する在宅医療機関を世の中に1件でも多く排出する』という想いを強く持っている。クライアントの特徴、地域ならではの市場性や医療介護資源を把握したうえでの多職種ニーズをとらえた連携提案を強みとし、在宅医療に取り組む医療機関と共に日本の健康寿命を向上させる事に注力している。

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