「2人目の常勤医師を採用した院長向け!複数医師体制になったら取り組んでほしいこと3選」
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目次
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本日は「2人目の常勤医師を採用した院長向け!複数医師体制になったら取り組んでほしいこと3選」というテーマでメルマガを書かせて頂きます。
複数医師体制になると何が変わるのか
前回のメルマガでもご紹介させていただきましたが、複数医師体制になると様々な変化が生まれます。例えば、今までは院長自身が全てを把握していたことが抜け漏れが出たり、今までは医師以外に対してのマネジメントのみでしたが、医師に対してのマネジメントも必要になって参ります。そのようなことを含めて必ず行ってほしいことを3つ挙げさせていただきます。
1)定期的なカンファレンスや診療同行
まず1点目は診療面に対してのケアになります。今までは院長のみで完結していた診療が、他の医師も関わることになり、思わぬトラブルになる可能性も出てまいります。未然に防ぐためにも定期的なカンファレンスを実施しましょう。内容としては、新規、終了、往診、入退院、状態悪化などに当てはまる患者様を中心に共有を行うのが良いかと思います。。その他に入職直後は診療の同行も行い、診療の質を統一できるようにOJTも含めて実施しましょう。訪問診療ではどのような診療をしているのか把握しにくい側面もございますので、入職時には必ず行うようにしましょう。
2)定期的な個別キャリア面談
入職をしていただいた先生に継続して働いていただくためにも、キャリア面談を実施しましょう。今後どのように働いていきたいのか、入職前とのギャップも生まれてくるかと思います。開業をしたいのか、専門医を取得したいのか、ワークライフバランスを大切にしたいのか、待遇に不満を持っていないか、などなど。その他には、医院側から今後の院内でのキャリアを提示することも必要になって参ります。しっかりと日頃からコミュニケーションをとるように心掛けましょう。退職の意向がある際にも、早めに知ることができればすぐに医師採用に取り組めます。ぜひ定期的なキャリア面談を実施することをおすすめいたします。
3)3人目医師採用
そして最後のポイントです。3人目の医師採用をなるべく早く行いましょう。やはり院長との2人体制の状態で、急な体調不良や退職を希望されると、院長のみで対応することが困難になります。そして一番は患者様に迷惑をかけてしまう場合も出てまいります。そのためにも3人体制になるべく早く移行し、負担を分散できる体制を整備しましょう。
簡単ではございますが、今回は複数医師体制になったら取り組んでほしいこと3選についてまとめさせていただきました。この他にも取り組んでいただきたいことは様々ございます。ぜひ複数医師体制についてどのように運営をしていくのか具体的に知りたい・実現したいとお考えの方は、現在申し込み受付中の『在宅医療で医師1名⇒4名へ!グループ診療体制化セミナー』にお申込みいただければと思います。ここではゲスト講師の様々な体験談をお聞きするチャンスとなっておりますので、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
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この記事を書いたコンサルタント
齋藤 倫啓
医療機関の収益アップに貢献するだけでなく、最期は在宅でと望むすべての人の想いを叶えるために、現場で培ってきた経験を含めながら、現実的なアプローチ方法を提案し医療機関の発展に尽力します。
そしてきたる2025年問題に向けて、切れ目のない医療の提供体制を構築し、一人一人の自立と尊厳を支えるケアを将来にわたって持続的に実現していけるような仕組み作りに携わり、日本の医療に貢献をしていきたいと考えております。