牛尾病院 介護医療院
茨城県龍ヶ崎市にある医療法人 竜仁会は、
「介護医療院」を介護療養型医療施設から転換移行した。
地域包括ケアシステム対応総合施設として、デイケア、デイサービス、介護老人保健施設、グループホーム、介護付有料老人ホーム、特別養護老人ホーム等の施設を有しており、患者様やご家族に寄り添い、地域に根ざした切れ目のない医療・介護・福祉を提供している。
有床診療所から、地域包括ケアシステムの中核へ
医療法人竜仁会は昭和63年、茨城県龍ヶ崎市に「牛尾外科」として有床診療所を開設。
平成9年に40床の病院となり、平成 12 年に療養病棟を開設。
徐々に病床を増やし、現在(平成30年10月現在)一般病床(地域包括ケア病床)51床、医療療養病床60床、介護医療院60床の病院である。
牛尾理事長は、甲状腺・乳腺を専門に診療を行ってきたが、地域のニーズに応じ、療養型病床、老人保健施設、グループホーム、介護付有料老人ホーム、訪問看護、訪問介護等、高齢者医療、介護の中核を担ってきた。
本年より新設された、「介護医療院」では早くから転換を検討し、平成30年8月、茨城県で初となる介護医療院転換を行なった。
牛尾病院介護医療院 (60床)
平成30年8月、医療法人竜仁会は介護療養病床を介護医療院Ⅱ型(老人保健施設相当)に転換した。
当初、介護療養型病床から医療療養病床への転換を検討していた。
しかし、すでに医療療養病床があるためか医療区分2・3に該当する患者様が少なかった。
さらに特別養護老人ホームや老人保健施設に該当するADL(日常生活動作)ではないこと等を加味して、「介護医療院」に転換を決めたという。
介護医療院は、「日常的な医学管理」や「看取り・ターミナルケア」・「生活施設」としての機能とを兼ね備えた新たな介護施設である。
自院ではプライバシーに配慮し、パーテーションを設置した。
また、病院スタッフに関しては、全て介護医療院にスライドしてもらった。
平成30年度より、在宅復帰先が制限されたことにより、介護医療院が在宅復帰になることが大きい。
病院に介護医療院を併設することで、平均在院日数の短縮、病床を効率的に稼働できるという。
介護医療院転換は、患者様やご家族、病院にとっても有効であった。
地域ニーズに即した高齢者サービス
医療法人竜仁会は、開院30周年を迎えた。
患者様ご家族も含め、地域住民の皆様と共に歩み続けている。
昭和63年の開設当初は、外科メインの診療所であったが、時代の経過とともに、外科メインを継承しつつ、他診療科の充実も図り、地域包括ケアシステムの構築を図ってきた。
住み慣れた地域で自分らしい生活を人生の最後まで持続できるように、高齢者を支えるサービスを一体的に提供しており、地域包括ケアシステムの中核となる役割を担っている。
【医療法人竜仁会 概要】
牛尾病院(一般 51床・医療療養型 60床・介護医療院 60床)
老人保健施設 けやきの郷(入所100床・通所リハビリテーション)
もみじ館(グループホーム・デイサービス・居宅介護支援事業所・訪問看護)
介護付き有料老人ホーム ひのき 70床
かるがも保育所
◆関連施設◆
特別養護老人ホーム はなみずき(ユニット70床)
特別養護老人ホーム ときわぎ (ユニット60床)
無料経営相談のご案内
弊社の病院・クリニック専門コンサルタントが貴院にご訪問、もしくはお客様に弊社までお越し頂き、現在の貴院の経営について無料でご相談いただけます。 無料経営相談は専門コンサルタントが担当させていただきますので、どのようなテーマでもご相談いただけます。
通常、コンサルティングには多大な費用がかかりますが、無料経営相談ではその前に無料で体験していただくことができますので、ぜひご活用いただければ幸いでございます。