整形外科クリニックの新規集患・増患ではホームページを使うことが主流に

2019年07月09日 (火)

科目:
整形外科
コラムテーマ:
集患・ホームページ活用

こんにちは。
船井総合研究所 ヘルスケア支援部 野中です。

今回のメルマガでは、
「クリニックの新規集患ではホームページを使うことが主流に」
と題してお送りさせていただきます。

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■今回の内容
1.「まだ医院を知らない人」へのアプローチ、やっていますか?
2.口コミを聞いても、結局ホームページは探します
3.若い年齢層の患者が増えるのは良いこと
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1.「まだ医院を知らない人」へのアプローチ、やっていますか?

整形外科はこれまで、既存患者の紹介、が新規の患者様来院の理由で最も多かったのですが、ここ2,3年で、ホームページを見たのがきっかけ、という割合が増えてきています。
新規の患者様、というのは、「まだ自院のことを知らない」けれども「整形外科を探している」方です。こういった方に対して、自院のことを知るきっかけを創れているかどうか、ということを、一度お考えになられるのが良いかと思います。

数字的な面だと、
地域3番店レベル:月間の新患数50人~100人
地域2番店レベル:月間の新患数100人~200人
地域1番店レベル:月間の新患数200人以上
というのが一つの指標になるかもしれません。経営の目標よりも、自院の新患数が少ない場合、積極的な「まだ医院を知らない人」へのアプローチを行う必要があります。

2. 口コミを聞いても、結局ホームページは探します

患者様アンケートで、「来院のきっかけ」を聞いている医院は多いと思います。
この中の選択肢に、「知人からの紹介・口コミ」という選択肢を作っているケースも多く、この項目にチェックがついている数が一番多い、ケースも見られます。

そのため、「ホームページよりも口コミが多い」と考えてしまいがち、です。しかしながら、そういった方も、口コミを聞いた後には必ずホームページを確認してから来院されます。
「初めて自院のことを知る」きっかけと、「来院を決める」きっかけは、厳密には別、と言えます。紹介・口コミ、きっかけがアンケートで多いからと言って、「じゃあホームページは力入れなくてもいいよね」と言ってしまうのは、間違っています。
口コミ×ホームページ、の合わせ技で新規患者を呼び込めている、という認識が必要です。

3.若い年齢層の患者が増えるのは良いこと

とはいえ、ホームページを見て来院されるのは、60代までのスマートフォンを使いこなす世代までです。70代以上の方は、引き続き、純粋な口コミだけ、で来院される場合が多い。
そのため、ホームページが充実すると、比較的若年層(社会保険を利用する患者様、という表現もできます)の来院が増えます。
これは、患者層の若返り、医院に活気をもたらす、という意味合いでも非常に良いことです。

開業してから時期が経つと、新規患者は減る、というのが通説ですが、それは過ちです。
適切な方法で、医院のアピールをできているかどうか。そこをしっかり時代に合わせこむことで、新規患者数を維持することは可能です。

今回は「ホームページは、新規患者のクリニック認知の主流」についてお伝えしました。
ご不明な点がありましたら、お気軽に弊社までご相談くださいませ。

 

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次回のメールマガジンもお楽しみに!

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この記事を書いたコンサルタント

野中 達裕

早稲田大学を卒業。船井総合研究所に入社。看護師、理学療法士、放射線技師、医療事務などの専門職採用に注力し、小規模から大規模の法人の採用まで規模に合わせた幅広く実績を持つ。また、現場での勤務経験を活かし、医療現場の生産性向上のための診療効率化に対する提案に定評がある。

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