「 理学療法士が語る、リハビリの“ほんとの”現場 ー整形外科の運動器リハビリー 」(2)
こんにちは。
船井総合研究所の先森仁です。
船井総研に入社前、整形外科単科のクリニック、介護分野(通所リハ・訪問リハ)も展開するクリニックで計8年半、理学療法士として勤務していた私が、
「理学療法士が語る、リハビリの“ほんとの”現場」
というタイトルで、運動器リハビリの運営において欠かすことのできない、理学療法士についてお話をさせて頂き、現場経験を還元し、皆さまのお役に立てるコンテンツをお届けさせて頂きますと考えております。
・運動器リハビリを立ち上げたいが、理学療法士を雇うのを迷っている
・運動器リハビリを運営しているが、理学療法士のことがよく分からない
という先生は、是非最後までご覧いただければと思います。
第2回目は、「“勉強好き”な理学療法士」についてお話しさせて頂きたいと思います。
理学療法士さんは、とても勉強好きです。
多くの方は、「誰かの役に立ちたい」という想いを胸に養成校に入学します。
入学してから2~3年の間に専門知識をしっかり身に付け、最高学年になると医療機関での実習を行うことで、医療人としての自覚・やりがいが生まれ始めます。そして、理学療法士になるための国家試験の勉強を行い、試験をパスすれば……晴れて臨床現場に出ることができます。
働き始めてからも臨床を通じての勉強だけでは飽き足らず、セミナーや研修会に参加したり、それらの情報に対するアンテナを張り巡らせています。
私自身も2年目は、月に1〜2回はセミナーや研修会に通うようにしていました。セミナーや研修会に通う際は、休みと時間を費やしますが、不思議なことに理学療法士は、それらの投資を惜しみません。むしろ、セミナーや研修会に行かなければいけないという強迫観念すら感じることもありました(少し大袈裟に聞こえますが…)。私が熱心な理学療法士だったとは全く思いませんが、理学療法士は“勉強好き”だと思います。
また、理学療法士の採用を考える際、募集要項で
「学会・セミナー・研修会の費用を補助」
というひとことがあるだけで、理学療法士は有難く感じます。ある整形外科の先生は、
「結婚した理学療法士は、セミナーや研修会で出費するのを申し訳なく思うんですよね。だから、費用補助があれば心置きなく勉強できるから、給与アップよりも嬉しいと思われるんだよね。」
とおっしゃっていました。なるほど…
今回は、「“勉強好き”な理学療法士」についてお伝えしました。
ご不明な点がありましたら、お気軽に弊社までご相談くださいませ。
次回のメールマガジンもお楽しみに!
最後に、
ここまでお読みいただきました方に、経営に役立つ無料マニュアル・レポートをプレゼントいたします。
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船井総合研究所
医療支援部
先森仁
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この記事を書いたコンサルタント
先森 仁
前職では、理学療法士として疾患・医療介護問わず幅広い臨床経験、修士課程でのフィールドワーク・研究活動経験を活かし、“現場の課題をしっかり把握・分析し、早期に業績・利用者満足度の向上をします。
特に、整形外科クリニックを中心に、リハビリテーション科の稼働率アップ、教育体制の構築、運動療法の充実および通所リハビリの立ち上げ→稼働率アップを行ってまいります。