誰でも無料かつ簡単にできる、集客の最初のステップ
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いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の先森仁です。
普段のコンサルティングの中で、9月は、
コロナの感染が落ち着いた影響なのか、
はたまた、10月からの一部後期高齢者の負担割合増加前の駆け込みなのか、
業績が好調なクリニックさんが多い印象を受けます。
しかし、10月以降は、
それこそ、前述の負担割合増加や、早い冬の到来にて、
患者さんの動きが鈍くなることも考えられます。
経営の一番のベースは、収益つまり集患なのですが、
無料でかつ、やり方も難しくない集患方法はあります。
しかし、その“一歩目”が難しい。
理由は様々ですが、難しい…
そこで、今回は「誰でも無料かつ簡単にできる、集客の最初のステップ」についてをお伝えしたいと思います。
無料で簡単な集患方法
集患対策につきましては、ざっと挙げますと、
①ホームページ作成または内容の充実
➡患者さんにとって有用な情報を掲載する
②SEO対策
➡検索ワードに対する、クリニックのホームページの表示順位を上げる(時間を要する)
③ポータルサイト対策
➡いくつか存在するポータルサイト(飲食店でいうところの「食べログ」)内の表示順位を上げる
④リスティング広告など投資
➡ホームページの表示順位を即時的に上位に上げる
⑤MEO対策
➡Googleマップでの検索結果において上位表示させる
⑥SNS活用
➡Instagram、LINEを活用し情報提供する
こんな感じになります。
各々、時間・費用・WEBの知識や技術を要するものありますが、誰でも・無料で・(比較的)簡単に着手できるのは、⑤と⑥となります。
どうやって、集患の一歩目を踏み出すのか?
MEO対策およびSNS活用に関して、
基本路線は情報の充実となります。
写真や説明を多くする
端的に申し上げますと、これに尽きます。
ただし、これを実践しようとするときに生じる障壁は、
「こんなことにして、営業するようなことはしたくない」
「写真に出たくない」
「何をやればよいか分からない」
といったところになります。
患者さんのニーズやお悩みを読み取り、それに対応したコンテンツを提供できれば理想ですが、
実践への最初のステップとしては、
「自分たちのやりたいこと・良いところ・伝えたいことをアピールする」
から始めるのが良いケースが多いです。
カスタマーインではなく、プロダクトアウトの発想ではありますが、
自らの長所が一番伸ばしやすいという側面もございます。
例えば、
理学療法士さんの場合ですと、
症例報告などをされているクリニックさんも多いと思いますので、
結果が出た治療の取り組みをアピールすることで、
患者さんは通院への期待が高まるかもしれません。
(※医療広告ガイドラインに注意して、before-afterの掲載や効果への言及には注意が必要です。https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000209841.pdf)
受付さんの場合ですと、
新しい機器の使い方や、事前に患者さんに知ってほしいことを周知することで
業務の効率化が図れるかもしれません。
まずは、自分のためにで構いませんし、そうすることで、集患からやりがい・効率化などに波及していくかもしれません。
今回は、「誰でも無料かつ簡単にできる、集客の最初のステップ」についてお伝えしました。
今後のクリニック経営にお悩みの先生は、お気軽に弊社の窓口よりお問合せくださいませ。
1回限りではございますが、30~60分の無料経営相談を実施しております。
今後、ますます競争が激しくなる整形外科業界において、より良い診療・治療を患者さんに提供でき、地域に頼られるクリニックづくりの一助となれば幸甚でございます。
次回のメールマガジンもお楽しみに!
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クリニック経営において、どのステージにいらっしゃる先生にも、今後の取り組みの最適解を見つける一助になれば幸いです。
当日皆様のご参加を心よりお待ちしております。
この記事を書いたコンサルタント
先森 仁
前職では、理学療法士として疾患・医療介護問わず幅広い臨床経験、修士課程でのフィールドワーク・研究活動経験を活かし、“現場の課題をしっかり把握・分析し、早期に業績・利用者満足度の向上をします。
特に、整形外科クリニックを中心に、リハビリテーション科の稼働率アップ、教育体制の構築、運動療法の充実および通所リハビリの立ち上げ→稼働率アップを行ってまいります。