売上目標を立てる上で必ず知っておくべき方程式をご存知でしょうか。

2022年07月04日 (月)

科目:
整形外科
コラムテーマ:
経営計画/経営管理 クリニック・医院開業

いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の今勝彦です。

今回は
「整形外科クリニックが売上の目標を立てる際に
 必ず知っておいていただきたい”売上の方程式”について」
をテーマにお伝えさせていただきます。

整形外科クリニックの”売上の方程式”について

年間売上〇億(月間売上〇千万)と大まかな目標があったとしても、
その売上目標に紐づく”数値”である
”KPI(重要業績評価指標)”を理解する必要があります。

その一方で、院長先生から
「1日当たりの来院患者数を目標数値としている」ということを
よくお伺いいたしますが、
1日当たりの来院患者数では売上目標やその計画を立てることは難しいです。

それはいったい、なぜでしょうか?

売上目標を立てる上で必要な考え方

理由は、
医療保険の収入は
”レセプト枚数×レセプト単価”
で成り立っており、
その方程式の中に1日当たりの来院患者数が含まれていないからです。

仮に、”1日当たり来院患者数×単価”という方程式を仮定したとしても、
下記の通り、1日に来られる全ての患者さんの単価は同じではないため、
かなり複雑な方程式になり、明確に目標を立てることが困難です。

・初診の方
・再診の診察のみの方
・運動器リハビリを受けられる方
・物理療法のみを受けられる方
・自賠責保険、労災保険の方 etc

自賠責・労災・自費の場合も同様に
”患者数×患者あたりの請求単価”
で考えます。

これらの方程式を用いて目指すべき売上を立てた上で、
目標を達成するために必要なアクションを明確にしていただき、
アクションを実践していってください。

そして、実施すべきアクションには優先度をつけて、
目標達成までのスケジュールを組んでみてください。

例えば、
上記の方程式を用いた結果として、
1日当たりの来院患者数の概算が算出され、
その人数を診ていくための診療体制をどう組み立てていくか(効率化)
といった具体的なアクションまで検討できることができます。

今後の安定したクリニック運営・発展のためにも、
今年、3年後、5年後の経営計画を立てましょう。

ただ、仮に3億を目指す場合においても、
地域性・クリニックのリソースによって様々な成長パターンがあります。

・整形外科クリニックの目標設定の仕方や考え方
・3億円達成までの整形外科クリニックの基本ステップと成長パターン
・月商2000万安定して売り上げるためのポイント
・月商2,000万円を達成されているクリニックの事例
などについて、
今月(7月)開催のセミナーでご紹介しますので、
ぜひ、ご参加ください。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。
次回のメルマガもお楽しみに。

安定して月商2,000万円を超える整形外科クリニックの作り方

安定して月商2,000万円を超える整形外科クリニックの作り方

多くの整形外科クリニックの院長先生から、
「クリニックがどこまで成長できるか?のイメージが湧かない」
ということをお伺いします。

医院の業績アップ対策は、クリニックの成長段階でさまざまです。

新規患者の集患は当然ですが、
来院いただいている再診患者の固定客化や通院コントロールなど、
クリニックの状況に合わせた対策が必要です!

今回は月商2,500万円(年商3億円)までに必要な
安定して月商2,000万円を実現させるための売上計画の立て方から
アクション実行までを学んでいただき、
今後の医院経営の一助となりましたら幸甚でございます。

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この記事を書いたコンサルタント

今 勝彦

プロフィール詳細

札幌医科大学を卒業後、作業療法士として、急性期~回復期脳神経外科病で勤務。
現場での臨床や指導経験に加え、大学院での研究、学会発表等幅広い経験を持つ。
船井総研入社後は、臨床経験をもとにした業績向上、医療の質向上のために、運動器リハビリの立ち上げ、集患対策、マネジメントなど様々なコンサルティングを実施している。

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