再初診の患者数は把握できていますか?
目次
なぜ再初診患者数を把握しなければいけないか?
初診患者は大きく2つに分類されます。
①新規患者
自院に初めて訪れた患者さんです。
HPや口コミ、通りがかり等で情報を持っておりますが、まだ自院の医療サービスを受ける前の患者さんです。
②再初診患者
過去に1度でも来院した経験があり、新たに症状を訴えて来院される患者さんです。
すでに自院の医療サービスを受けられた患者さんです。
再初診患者は、一度受けたクリニックの医療サービスに一定以上の満足感を持たなければ再び来院することはありません。
例えば、クチコミの良かった飲食店に初めて行ってみたが、「スタッフの態度が悪かった」や「そもそも美味しくなかった」と感じ、また行こうとは思わなかった、、といった経験はございませんでしょうか。
これは医療においても同じことで、患者さんがスタッフの対応や治療自体に満足しなければ、再初診患者は増えることがありません。
つまり、再初診の患者数は、患者さんからの自院に対する満足度の指標のようなもので、客観的に自院の医療サービスを評価することができます。
再初診数を上げていくための取り組みをほんの一部だけご紹介!
とにかく、患者さんの満足度を上げることが重要です。
細かい取り組みはたくさんありますので、今回は一部を紹介させていただきます。
①医療コンシェルジュによる対応
不安を抱えて来院された患者さんのお出迎えや待合室での問診対応・患者対応などを行います。
事前に患者さんが抱える悩みを聴き取るなど、医師や看護師の診察業務の役割を担うことで、診療効率化、待ち時間の短縮を実現させて、患者満足度のアップに繋げます。
何より患者さんは寄り添っていただけるだけで、嬉しいものですよね。
②リハビリにおける治療方針の丁寧な説明
患者さんは治療について何もわからない状態で来院されます。
「いつまでに治るのか?」
「そのためにどれくらい来院すればいいのか?」
「なぜ来院しなければいけないのか?」
「来院しない間は自宅でどうすればいいのか?」
などなど、いろんな疑問を抱えていらっしゃいます。
そのため、セラピストはただ施術をするだけでなく、患者さんの疑問を解決するための接し方が必要になります。
他院の事例を見てみてはいかがでしょうか?
忙しい先生方にとって、他のクリニックの取り組みを実際に見ることは難しいことと存じます。
そこで、この度は、
医療法人社団 日輝会
うなやま整形外科
理事長 宇南山 賢二 氏にご協力いただき、オンラインにてクリニック視察ツアーをお届けしております
9月12日に初回開催を行い、参加された方々から、
「他院の内部事情・様子・システムを一括して知ることができるのは、本当にありがたく、得ることがとても多いです。
「リハビリの責任者がリハビリ部門の発展うあ安定に大切だということがわかりました!
「組織作りの取り組みが素晴らしかったです。このような強力なクリニックがあるのかとびっくりするとともに、大変勉強になりました。」
といったお声をいただいております!
参加を悩まれている先生方は奮ってご参加ください!
【費用】
・一般価格 25,000円 (税込 27,500円)/ 一名様
・会員価格 20,000円 (税込 22,000円)/ 一名様
【開催日時】
2021年9月23日(木曜日・祝) 13:00~15:30 場所:オンライン開催
2021年9月25日(土曜日) 13:00~15:30 場所:オンライン開催
2021年10月3日(日曜日) 13:00~15:30 場所:オンライン開催
2021年10月10日(日曜日) 13:00~15:30 場所:オンライン開催
※内容は全て同様となります。
【受講にあたり必要なもの】
①インターネット環境
②パソコン
②イヤホン
▼お申し込みはこちらから▼
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/076556/
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この記事を書いたコンサルタント
伊佐 常紀
神戸大学大学院にて、博士号(保健学)を取得。複数の査読付き英語原著論文を執筆。理学療法士として整形外科クリニック、看多機に5年間勤務。研究活動、臨床経験と幅広い経験を活かして、地域の中で生涯を健康に過ごせる社会を実現するため、一つひとつの法人が抱える課題に寄り添い、院長やスタッフの皆様が目指す医院作りをサポートしている。