整形外科クリニックのリハビリで患者さんを離脱させる理学療法士の特徴について

2021年08月03日 (火)

科目:
整形外科
コラムテーマ:
スタッフマネジメント

2024年の診療報酬改定の全様が少しずつ見えてきており、改めて整形外科クリニックの経営において必要な取り組みとその手順が明確になってきました。

将来的に推進されるであろう、医療費削減、報酬単価の引き下げに対する必要な取り組みがわかります。今後の整形外科クリニック経営の参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひともレポートをご覧ください。

・2024年以降の取り組みのヒントが分かる
・今後、整形外科クリニック経営で注力すべきポイントが分かる
・具体的な取り組みとその成果の一部を知ることができる
・地域一番店化を実現するためのヒントが分かる


治療の質や満足度を上げ続けつつ、新しい治療法の導入や人材育成などの投資を行うためにも、業績を微増でも良いので上げ続けたいと考えているクリニックの経営者様向けのセミナーのご案内です。

特に、地域でもかなり良い評判で、地域への貢献も出来てきているように感じる中で、業績がプラトーになってきたと感じられる先生のお悩みを解決出来たらという想いでお話をさせていただきますので、下記のようなお悩みをかかえている先生は是非とも最後までお読みください。

☑ 月商2,000万を前に停滞気味または衰退気味
☑ 今後の経営数値目標を明確にしたい
☑ 競合クリニックが建ち始める中で、自院はどう生き残っていくべきかを悩んでいる
☑ 業績アップに向けて具体的なアクションを知りたい、他院の事例を知りたい

本セミナーでは、保険診療中心で取り組まれている整形外科クリニックの経営者様向けに、集患対策から診療業務の効率化手順、運動器リハビリの生産性向上に向けた具体的な取り組みなどを徹底的に解説をさせていただきます。

この文章をお読みの先生方の中には「儲け主義」に振り切らないと業績は上がらないのではないかと思われている経営者様もいらっしゃるかと思いますが、全くそんなことはございません。

既存のWEB上の情報提供の方法や、院内のオペレーションを整理するだけで徐々に業績に変化が出てくる具体的な取り組みをお伝えさせていただきますので、是非ともセミナーへご参加いただけたらと思います。

月商2,000万を安定して突破し、業績アップに成功された整形外科クリニックの実際の事例を基に、明日から取り組める内容を徹底解説させていただきます。

お忙しい経営者様のためにスキマ時間の活用ができればと思い、スマホでも車の運転中でも休みの日のベッドの中でもご覧いただけるようにZOOMでの開催とさせていただきます。

取り組むべき内容を1時間半にギュッとまとめておりますので、是非「明日から何か使えるものはないか」と考えながら、メモを取って聞いていただけると幸いです。

締め切りが迫っておりますので、お早めにご登録くださいませ。

【開催日程】

2024年4月27日(土)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月23日)
2024年4月28日(日)10:00~11:30 @WEB(申込〆切:4月24日) 
2024年5月1日(水)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月24日)
2024年5月2日(木)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月25日)

  

2022年後半に、改正高齢者医療確保法が成立し、後期高齢者の医療費負担割合が増加いたします。これにより予想されるのが、窓口支払い額の増加に伴う受診抑制および診療所間での格差でございます。
要するに、高い額を払うなら、良い医療を受けられる診療所を受診するという心理が働き、地域一番レベルとそうでない診療所の差が開いていきます。

運動器リハビリがあることが当たり前へ

医療機関届出情報による2020年11月1日現在の、有床・無床診療所における運動器リハビリの施設基準別による診療所数において、約半数の診療所が運動器リハビリを提供しているのが現状です。ひと世代前では、「運動器リハビリをやっていること」が差別化要素になり得ましたが、現在はリハビリの良し悪しが医院経営に影響を及ぼしかねません。
診察や処置と同じで、満足すれば通って頂けますし、満足しなければ離れていきます。

リハビリにおいて、「離れている」ことの指標はキャンセル数です。

今回は、臨床現場(実体験も含まれます…)や普段の経営サポートでよくみられる、患者さんを離脱させる療法士のタイプについてお伝えいたします。

タイプ①自論を押し付けてしまう

まずは、「自論を押し付けてしまう」タイプについて解説いたします。臨床現場での傾向・発言・対応については以下の通りです

【臨床現場での傾向】
・取得単位数自体は少なくない
・自分の治療に対する自信を持ちはじめると起きやすい(新人では起きづらい)
・臨床以外の業務でも自分の主張を推すタイプ
・患者さんの近況をあまり確認せず、自分のやりたい治療や評価だけをしてしまう
・リハビリに関係ない話は聞かない
・自分の治療方針に合わない患者さんを勝手に終了させてしまう

【よく耳にする発言例】
・リハビリ後に、「良くなったでしょ」と先に言う
・「PTはマッサージする仕事ではないので、マッサージ気分の方は対応すべきでない」
・「処方が腰なので、膝は見れません」

【対応】
・「やってあげている」という気持ちがあり、関係性として患者さんより優位に立っていることに気づかせる
・患者さんの経過・ニーズ確認を徹底する

タイプ②患者さんに主導権を与えてしまう

次に、「患者さんに主導権を与えてしまう」タイプについて解説いたします。臨床現場での傾向・発言・対応については以下の通りです

【臨床現場での傾向】
・予約の埋まり具合にムラが出ている
・取得単位が少ないケースが多い
・患者さんとのコミュニーケーション自体は取れている
・普段から自発的に発言しないタイプ
・次回予約を患者さんにゆだねてしまう
・リハビリの終了時期も患者さん判断にゆだねてしまう
・治療計画が言及できない(特に治りかけの時期)

【よく耳にする発言例】
・「いつ来てもらっても良いですよ」
・「状態よくなってたので、自然に来なくなった」

【対応】
・次回予約は、具体的な日時で提案する
・カルテ記載において、「いつまでに、何をする」を書くクセを付けてもらう
・患者さんに提案できることを増やし、患者さんを飽きさせない・リハビリの主導権を持つ

タイプ③そもそもリハビリの内容が説明できない

最後に、「そもそもリハビリの内容が説明できない」タイプについて解説いたします。臨床現場での傾向・発言・対応については以下の通りです

【臨床現場での傾向】
・知識・経験の乏しい新人~若手に多い
・中堅以上ならコミュニケーション不足
・患者さんの症状に対する対処療法しかアドバイスできない
・治療技術だけが先行していることがある

【よく耳にする発言例】
・「硬いから、とりあえずストレッチしましょう」

【対応】
・カンファレンスを行い、評価と考察をトレーニングする
・説明は口頭のみだと難しいため、動作をつけたり、模型や参考書を引っ張り出して視覚的に説明する

以上が、患者さんを離脱させる療法士の特徴でございました。
普段は、実際に療法士と面談やロールプレイングを行い、患者さんの離脱がなくなるように対応をさせて頂いております。

今後、ますます競争が激しくなる整形外科業界において、より良い診療・治療を患者さんに提供でき、地域に頼られるクリニックづくりの一助となれば幸甚でございます。

理学療法士の採用・教育やリハビリの展開に悩まれている先生方へ

☑理学療法士の良い人財が採用できるか不安
☑理学療法士のマネジメントに困っている
☑理学療法士の活躍の場を広げたい
☑リハビリを自院の主軸にしたい
☑リハビリのバリエーションを増やして地域貢献をしたい

そんなお悩みや思いを持たれている先生方は
ぜひオンライン視察ツアーにご参加ください。

今回のオンライン視察ツアーは、
医療法人社団 日輝会
うなやま整形外科
理事長 宇南山 賢二 氏を特別ゲスト講師としてお招きし、
オンラインにてクリニック視察ツアーと特別対談をお届けいたします!

たった3年でセラピストを0名から13名の体制にして、
外来の運動器リハビリだけでなく、
通所リハビリ、訪問リハビリも導入されました。

視察ツアーの第一講座では、
この3年で様々な困難を乗り越えてこられた
宇南山理事長およびマネージャー様のインタビューをご用意しています。

リハビリ拡大型クリニックのモデル医院ですので、
先生方のお悩み解決の一助となるはずですので、
この機会にぜひご受講してみてはいかがでしょうか?

▼お申し込みはこちらから▼
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/076556/

 


治療の質や満足度を上げ続けつつ、新しい治療法の導入や人材育成などの投資を行うためにも、業績を微増でも良いので上げ続けたいと考えているクリニックの経営者様向けのセミナーのご案内です。

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本セミナーでは、保険診療中心で取り組まれている整形外科クリニックの経営者様向けに、集患対策から診療業務の効率化手順、運動器リハビリの生産性向上に向けた具体的な取り組みなどを徹底的に解説をさせていただきます。

この文章をお読みの先生方の中には「儲け主義」に振り切らないと業績は上がらないのではないかと思われている経営者様もいらっしゃるかと思いますが、全くそんなことはございません。

既存のWEB上の情報提供の方法や、院内のオペレーションを整理するだけで徐々に業績に変化が出てくる具体的な取り組みをお伝えさせていただきますので、是非ともセミナーへご参加いただけたらと思います。

月商2,000万を安定して突破し、業績アップに成功された整形外科クリニックの実際の事例を基に、明日から取り組める内容を徹底解説させていただきます。

お忙しい経営者様のためにスキマ時間の活用ができればと思い、スマホでも車の運転中でも休みの日のベッドの中でもご覧いただけるようにZOOMでの開催とさせていただきます。

取り組むべき内容を1時間半にギュッとまとめておりますので、是非「明日から何か使えるものはないか」と考えながら、メモを取って聞いていただけると幸いです。

締め切りが迫っておりますので、お早めにご登録くださいませ。

【開催日程】

2024年4月27日(土)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月23日)
2024年4月28日(日)10:00~11:30 @WEB(申込〆切:4月24日) 
2024年5月1日(水)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月24日)
2024年5月2日(木)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月25日)

2024年の診療報酬改定の全様が少しずつ見えてきており、改めて整形外科クリニックの経営において必要な取り組みとその手順が明確になってきました。

将来的に推進されるであろう、医療費削減、報酬単価の引き下げに対する必要な取り組みがわかります。今後の整形外科クリニック経営の参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひともレポートをご覧ください。

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この記事を書いたコンサルタント

先森 仁

プロフィール詳細

前職では、理学療法士として疾患・医療介護問わず幅広い臨床経験、修士課程でのフィールドワーク・研究活動経験を活かし、“現場の課題をしっかり把握・分析し、早期に業績・利用者満足度の向上をします。
特に、整形外科クリニックを中心に、リハビリテーション科の稼働率アップ、教育体制の構築、運動療法の充実および通所リハビリの立ち上げ→稼働率アップを行ってまいります。

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