交通事故集患に成功する医院と成功しにくい医院の違いとは!?
目次
いつも「めでぃまが!」をお読みいただき、
誠にありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の高橋です。
近年、医療保険外で売上の柱を作るために、
交通事故治療の強化に取り組む整形外科クリニックが増えております。
交通事故治療を強化する上で
最も重要な要素は、患者数の確保です。
そのため、持続的かつ効果的に患者数を
確保していくことが交通事故治療強化の成功の鍵となります。
今回は、交通事故治療の強化を
検討されている先生方に向けて、
交通事故患者の集患に成功しやすい医院と
成功しにくい医院の違いについて解説いたします。
交通事故集患に成功する医院と成功しにくい医院の違いとは
実際の弊社の事例をもとに、交通事故患者の集患に成功している医院【A整形外科】、現時点で成功されていない医院を【B整形外科】として、実際の数値を比較しながら解説いたします。
まずはそれぞれの医院のデータをご覧ください。
▼A整形外科
商圏人口:4.6万人
PT(理学療法士)人数:4名
平均自賠責患者数:95名/月
▼B整形外科
商圏人口:22万人
PT(理学療法士)人数:4名
平均自賠責患者数:14.7名/月
※データ収集期間:2024年2月〜7月の6ヵ月間
このデータから分かることとして、A整形外科の商圏人口はB整形外科の約4分の1であるにもかかわらず、A整形外科は1カ月あたりの交通事故患者が約80名も多く集患できています。
次に、各医院のWEBデータをご覧ください。
▼A整形外科のホームページ
一月あたりのホームページの閲覧数:約7,800件
交通事故治療に関するページ数:18ページ
▼B整形外科のホームページ
一月あたりのホームページの閲覧数:約2,700件
交通事故治療に関するページ数:2ページ
上記のWEBデータからも分かるように、交通事故患者の集患に成功しているA整形外科は、B整形外科と比べてホームページへのアクセス数が多く、さらに交通事故治療に関するページも充実しています。
この数値から考えられることとして、以前弊社の上野よりご紹介させていただきましたが、クリニックに来院する前にWEBで情報収集する患者さんが増加していることが挙げられます。
そのため、自院のホームページをいかに多くの患者さんに閲覧してもらえるか、また、自院が交通事故治療に対応していることをいかに患者さんに知っていただけるかが、WEB経由の交通事故患者の獲得に繋がります。
交通事故集患を成功させるための具体的な施策とは?
それでは、交通事故患者のWEB集患に成功しているA整形外科が実際に取り組んでいる3つの施策についてご紹介いたします。
・広告戦略(リスティング広告)
近年、多くの整形外科クリニックで取り組まれている対策です。交通事故に関連するキーワードで検索された際に、自院のホームページを優先的に上位表示させることが可能です。
A整形外科では、「交通事故治療+○○○」のキーワードで検索された際、自院のホームページが上位表示されるように広告を運用しております。
※上記のキーワード設定は一例であり、自院のホームページがどのようなキーワードで検索されているのか、閲覧している患者の年齢層等を考慮して、自院に最適なキーワードを設定することが大切です。
・SEO対策(自然検索)
GoogleやYahoo!などで検索された際に、自院のホームページを上位表示させる対策です。
上位表示をさせるという点では、リスティング広告と似ていますが、SEO対策は、費用がかからない一方、上位表示させるまでに時間を要します。
・MEO対策(地図表示)
GoogleマップやYahoo!プレイスなどの地図検索アプリで検索された際に、自院の情報を上位に表示させる方法です。具体的な取り組みとしては、交通事故に関する写真や新着情報などを定期的に更新することが挙げられます。
もちろん、上記の3つ以外にも、A整形外科ではさまざまな取り組みを実施されていますが、今回は特に集患効果が高いと見込まれる3つの施策をご紹介しました。
今後、交通事故治療の強化を進めていきたいとお考えの先生方には、まずはWEB集患に向けた交通事故に関する情報発信を実施していただきたいと思います。
その他の交通事故治療の対策について、具体的な取り組みをさらに詳しく知りたい方は、9月に開催される【整形外科向け 交通事故診療強化セミナー】にぜひご参加ください。
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今回は、オンラインでの開催になるため、
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下記に当てはまる先生方はぜひご参加ください!
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<開催日時>
9/14(土)15:00-17:30 オンライン開催
9/15(日)10:00-12:30 オンライン開催
9/15(日)14:00-16:30 オンライン開催
9/21(土)15:00-17:30 オンライン開催
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この記事を書いたコンサルタント
髙橋 一生
大学で政治学を専攻。学生時代に、「医療業界への価値還元」を公約と掲げる横浜市議会議
員の下でインターンシップを経験。船井総合研究所に入社後、集患対策から診療効率化など
を通じて、クリニックの業績向上や医療従事者の方々の働き方改革を目指してコンサルテ
ィングを実施している。