もしかすると、デジタル時代に乗り遅れたクリニックになっていませんか?

2021年07月15日 (木)

科目:
整形外科
コラムテーマ:
IT活用

デジタル時代に置いていかれないクリニックになるためには?

いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。

突然ではございますが、以下のチェックリストに取り組んでみていただけますでしょうか。
「あてはまる」ものを数えてみてください。

デジタル時代の医院のために 10のチェックリスト!

□ 自院のホームページを所有している
□ 来院予約は基本Webで受け付ける
□ 予約管理をExcelやGoogleスプレッドシートで行っている
□ 紙カルテは基本的に使用せず、電子カルテ中心で診療を行う
□ Web問診やAI問診を活用している
□ LINEやInstagramを利用して医院をPRしている
□ キャッシュレス決済や自動精算機を導入している
□ 院内のコミュニケーションツールとしてLINEWorksやChatworkを活用している
□ 来院患者などの集めたデータをもとに、医院の施策を決定している
□ Indeedやengageなど、オンラインでスタッフ採用を行っている

0~4個・・・ITやWebといったことは苦手でしょうか?Web全盛期の今、取り残されないように注意!
5~8個・・・ITやWeb、それらに関連するツールは日々情報がアップデートされます。常に最新の話題に目を向け続けることも大切です!
9~10個・・・積極的にITやWebといったことを活用しているようです。ただし、「ツールを導入しているだけ」の状態にならないようにしましょう!

いかがでしたでしょうか。
今回は主に院内で使用するツールに関してのチェックリストを作成させていただきました。このようなツールは、医院の生産性を高めるだけではなく、患者さんの満足度向上施策にもつながります。
また、医院のデジタル対応という観点で考えると、トップの先生方の知識だけではなく、現場のスタッフを含めた「医院全体の」デジタル・Web、その他ツールに関する知識を高めることも大切です。

現場スタッフのITリテラシーは意外と高い!?

クリニックのデジタル化のために現場に張り込んでいたからこそわかるのですが、現場のスタッフのIT対応力は意外にも「高い」と考えております。
しかし、結果として「医院はアナログなところが多い」と言われるのは、結局のところ組織のトップがデジタル化・DXを進めようとしていないということが原因であることも多いのではないでしょうか。

私がとある医院で院内コミュニケーションツールを導入するために、一日中現場に張り付いたときのことです。・・・

 

まず、どのようなものを導入するのかを集団でご説明したところ、若いスタッフは「わかりました!」「OKです!」とすぐに答えてくれました。実際にセットアップをしたところ、みるみる使い方を習得してくださいました。
30代以下の方々は、ITリテラシーが高いというだけでなく、新しい取り組みに対する順応性について、そもそも高いのでしょう。
また、少し高齢のスタッフにもツールの使い方をレクチャーしました。反応としては乗り気ではないものでしたが、こちらが使い方を説明して実際に操作をしていただくと、

「あれ…?意外にすぐ使えるようになった」

実際、多くのITツールについて、使うこと自体はそこまで難しくないものです。医療関係者で日々業務をこなしているスタッフならば、簡単に使いこなせるはずです。結局ボトルネックとなるのは、新しいものを受け入れないという心理ではないでしょうか。

ところで、みなさまは「ダグラス・アダムズの法則」というものをご存知でしょうか。これは、あくまで科学的に証明されたものではないので賛否両論がありますが、示唆に富んだ法則です。

①人は、自分が生まれた時に既に存在したテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。
②15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられる。
③35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられる。

なるほど、私の現場での経験と合致します。しかし、件の医院でコミュニケーションツールを導入することができたのは、トップである院長先生がデジタル化を進める姿勢であったからです。
弊社創業者である舩井幸雄の言葉に、このようなものがあります。

「組織は、トップ一人で99%決まる」

では、組織がデジタル化・DXを実現するために、最初に実現しなければならないことは何でしょうか?トップである院長先生の姿勢は、どのようなものであるべきでしょうか?

しかし、いきなりデジタル化・DXと言われても、そもそも知識がない、何をすればよいのかわからないという先生方も多いかと存じます。そこで、どうすれば良いのかを次項でご紹介します。

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アナログな作業でスタッフが疲弊している?
Web経由の集患対策を実施していない?
待ち時間が長く患者さんで溢れている?

今や単純作業は次々と機械に置き換わり、道行く人は看板ではなくスマホを見ていて、“密”な空間ということだけで嫌がられます。

・クリニックにおけるデジタルを活用したDXがイメージできていない
・何から/いつからデジタル活用をしてよいか分からない
・クリニック内の業務の効率化を行いたい
・院内全体の生産性の上げ方を知りたい
・手書きの帳票が多いため、一元管理できるような体制を整えたい

約90分ということで手軽に参加できるセミナーでございます。
より良い医院となるための一助となれば幸いです。

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・「DX」と「IT活用」の違い
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理事長 宇南山 賢二 氏を特別ゲスト講師としてお招きし、
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たった3年でセラピストを0名から13名の体制にして、
外来の運動器リハビリだけでなく、
通所リハビリ、訪問リハビリも導入されました。

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この記事を書いたコンサルタント

名雪希望

プロフィール詳細

東京大学を卒業後、船井総合研究所に新卒入社。現場に徹底的に入り込みながらも、医院経営数値をしっかり把握・分析し、現場の抱える悩みを一つ一つ解消していく。社会保障制度に精通し、時流を読んだ提案を行う中で、特に医院で推進が難しいデジタル化支援に強みを持つ。

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