目次
先日のメルマガでは、
【運動器リハビリ編】『立てた売上目標を実現するためのロードマップを作ろう!』
をお送りいたしました。
※まだお読みではない方は、ぜひ、弊社サイトの整形外科コラムよりお読みください。
今回は、目標を実現するための、
基本のアクション
・集患
・診療効率化
・リハビリ強化
・接遇・患者対応
・交通事故治療
・自費・介護リハ強化
内の一つ、
【診療効率化】について紹介します。
【診療効率化】アクションのポイント
『診療効率化』といえば、
・効率的に診察や業務を回す
・限られた時間の中でできるだけ多くの方を診察する
ということだけではなく、
・患者満足度
・スタッフ満足度
をアップさせていくことが大切です。
そのためには、
業務委譲を進めて分業体制を構築することや
効率化に関わるシステム・ツール(例:予約システム、説明資料)
の導入が必要になります。
さらに、
診療効率化をすすめいてく上でのポイントは
実際に効果が出ているのか、
効果検証していくことが大切です。
効率化の評価指標
診療効率化に向けて
システム・ツールを導入する上で
重要なのは、”使いこなす”ということです。
どんなに便利なツールでも、
導入するだけでは十分な効果が得られないこともありますが、
機能を十分に活かす事で、
その効果が大きく改善することがあります。
そのためには、
スタッフがそのツール自体を理解し、
導入する目的に納得した上で、
最大限に活かせるようなオペレーションを組む必要があります。
また、効果検証をして、
効率化に関わる”数値”を共有し、
スタッフと共通の認識を持つことで、
効率化しやすくなります。
共有する数値は
例えば、1時間あたりの診察人数であったり、
”行動調査”を行って
【実際にどのような業務・行動にどれくらい時間がかかっているのか】を、
客観的に評価をした結果などです。
また、このような数値や行動調査は
スタッフや業務の成果がわかり、
評価につなげていくこともできます。
診療効率化は、
評価できる指標を用いながら、
日々の業務改善に取り組んでいきましょう。
今回は、整形外科クリニックの売上目標の達成に向けた
基本アクションの”診療効率化””についてお伝えしました。
整形外科クリニックの発展に向けた
取り組みたい基本アクションについては、
現在開催中のセミナーで解説しておりますので、
ぜひ、『地域一番整形外科クリニック視察・経営ノウハウ総まとめセミナー』にご参加ください。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。
次回のメルマガもお楽しみに。
地域一番整形外科クリニック視察・経営ノウハウ総まとめセミナー
~地域一番整形外科クリニックづくりの決定版~
整形外科クリニック業界では、運動器リハビリの立ち上げがこの10年間は主流でしたが、診療報酬や人の課題などで安泰となくなりつつあります。また。クリニックの成長ステージによって、課題となる要因は様々ですので、各ステージ毎の課題と対策について解説し、今後の医院経営の一助となりましたら幸甚でございます。
この記事を書いたコンサルタント
今 勝彦
札幌医科大学を卒業後、作業療法士として、急性期~回復期脳神経外科病で勤務。
現場での臨床や指導経験に加え、大学院での研究、学会発表等幅広い経験を持つ。
船井総研入社後は、臨床経験をもとにした業績向上、医療の質向上のために、運動器リハビリの立ち上げ、集患対策、マネジメントなど様々なコンサルティングを実施している。