【地方型クリニックの盲点】”Web対策をやっても成果が出ない”メカニズムを解説

診療報酬改定が2026年に控え、今後の整形外科経営にご不安をお持ちの先生方も多いのではないでしょうか。
実際、リハビリ関連書類のあり方の見直しに関する議論も出てきており、書類業務の簡素化の一方で、リハビリテーション総合計画評価料の評価の適正化(点数引き下げ)の提案もあり、運動器リハビリテーションを軸に置く整形外科クリニックの経営に影響を及ぼす可能性もないわけではありません。(引用:https://gemmed.ghc-j.com/?p=70906

そのような状況の中でも良い経営をこの先続けていくには、「今の時流に合わせたWebを活用した集患」も必要な対策の一つになります。
ただ、地方のクリニックの先生方から下記のようなお声もよくお伺いします。

・自分の地域はWeb対策なんて関係ない
・患者さんは家族や知人のクチコミや紹介で来るから特に集患で問題はない
・Web対策をやっても効果が見えないから、日々の診療に注力する方がいい
・結局、Webで集患できるのは都心にある大きなクリニックだけだろう

全国の整形外科クリニックの半数以上が、月商1,500万円を下回っていることが推測できます。
業績が伸び悩み、停滞期に入ってしまうクリニックに共通するのは、「自院にとって業績が伸びるパターンを把握していないこと」や「結果が出やすい最適な順序で対策を進められていない」ことです。

しかし、ご安心ください。都心型、地方型それぞれの立地にあった戦略を実践し、無理なく安定して月商2,000万円を突破した整形外科クリニックの成功パターンが存在します。
2026年になって、診療報酬改定にて何かしらの点数引き下げが明らかになってからの対策ではなく、2025年の今、診療報酬改定2026に備えた、業績を上げる備えを始めていただけたらと思います。

「月商2,000万円の壁」にぶつかるメカニズム

「Web集患は不要」と考えられるのには、よくある理由があります。
それは、Web対策をする上で、「自院のWebの完成度」と「自院の立ち位置」を正しく把握できていないからです。
単に「きれいなホームページ」を作っただけでは、集患には繋がりません。
集患できるWeb体制とは、ホームページ対策に加え、Web広告、Googleマップ(MEO対策)などを組み合わせ、「新患数が本当に増えているか」を効果測定しながら実践することです。
最近では、GoogleでAI検索モードが搭載されるようになり、AI検索対策にも力を入れる必要性が高まっております。

そのような中で、Web対策を「なんとなく」進めてしまうと、次のような失敗のメカニズムに陥ります。

<失敗のメカニズム>
(STEP 1)自院のWebの「穴」に気づいていない:
ホームページの閲覧数や来院への繋がりといった効果を検証せず、「きれいで見やすいか」といった点のみで評価してしまっている。

(STEP 2)「最適な集患方法」を選定できていない:
地域性や周辺人口を考慮せず、他院で成功したWeb施策をそのまま真似るだけで、自院に合った成長パターンを辿れていない。

(STEP 3)Web集患の体制が構築できていない:
「Webの完成度」が不十分なまま対策を進めるため、Webによる新規集患体制が十分に構築できていない。

(STEP 4)Web対策の効果を感じない:
どれだけ効果があったのかを数値で管理していないため、どの施策が実際効果的だったのかわからない。そもそも、最適な集患施策を取れず効果が出ない。

このようなプロセスを経て、「Web対策をやっても効果がない」と感じるようになり、月商2,000万円突破に不可欠なWeb集患の強化から遠ざかってしまう方が多いのです。

では逆に、最適なWeb対策により成果を出しているクリニックは、どのようなプロセスを踏んでいるのでしょうか。成功のメカニズムは以下の通りです。

<成功のメカニズム>
(STEP 1)「自院の立ち位置」を知る:
まず自院の地域シェア率を知ることで、集患戦略の狙いを定めます。目標を定め、現状からの距離を把握することで適切な対策が可能になります。

(STEP 2)「Webの完成度」を知る:
Webには様々な対策がありますが、まずはホームページです。ただ”きれいで見やすい”だけではなく、ホームページの表示回数やクリック数がどれだけ変化し来院に繋がっているか等の分析をします。

(STEP 3)効果測定により適切な対策に注力する:
「検索語句ごと」「ページごと」での表示回数やクリック数を分析するなど、数値に基づき成果に繋がる対策を見極めます。

(STEP 4)狙って成果が出せるようになる:
”大事だと最近よく聞くから”とただ闇雲に対策をするのではなく、狙いを持って対策することで、安定した集患対策が可能になります。

地方型クリニックもWeb集患で実現!月商2,000万円突破の具体的アクション

「Web集患は都心だけのもの」という常識は、すでに崩壊しています。
Webを中心とした集患戦略は、都市・地方部どちらのクリニックにおいても中心となる対策です。
実際に、弊社ご支援先で、安定して月商2,000万円を突破した地方型クリニックの成功事例をご覧ください。

①Aクリニック(地方都市型/人口23万人)
・業績の変化:
  月商1,000万円⇒月商2,100万円
・達成期間:
  2年
・具体的な施策:
  集患できるHPに一新、SEO対策・MEO対策による集患対策

②Bクリニック(地方型/人口4万人)
・業績の変化:
  月商1,700万円⇒月商2,450万円
・達成期間:
  1年
・具体的な施策:
  InstagramやLINE等のSNS活用、SEO対策・MEO対策による集患対策、ポータルサイトの強化

このように、地方型クリニックがこの大きな成果を出せた鍵は、Web集患による「集患強化型」として、自院の立地や状況に合わせた最適な型を選択し、計画的にアクションを実行した点にあります。

成功クリニックが、ただWeb対策を始めたわけではありません。彼らは、Web集患のような具体的対策に取り組む前に、「”クリニックに合った”目標と計画を立てる」ことからスタートしています。

✓成果が出ないWeb対策から脱却したい
✓単発ではなく安定した集患体制を確立したい
✓自院のWeb集患の体制が最適な状態か知りたい
✓”自院に合った”目標や計画を立てたい
✓集患強化により、安定して月商2,000万円突破を達成したクリニックの事例を詳しく知りたい

上記の項目で、どれか1つでも当てはまる先生方はぜひ、弊社開催の「安定して月商2,000万円を超える整形外科クリニックの作り方セミナー」へのご参加をご検討ください!

月商2000万円突破のための具体的な戦略をご紹介!




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◆下記に当てはまる先生方はぜひご参加ください!
☑月商2,000万円を超えた整形外科クリニックの実際の成功事例を知りたい先生
☑整形外科クリニックの基本成長パターンを知りたい先生
☑自院が目指したいクリニック像やビジョンが決まっていない先生
☑月商2,000万円を突破するイメージが持てず、戦略も分からない先生
☑今後の自院が目指せる目標数値を知りたい先生

◆開催日程
1日目:2025/12/6 (土) 16:00~17:30 オンライン開催
2日目:2025/12/7 (日) 10:00~11:30 オンライン開催
3日目:2025/12/7 (日) 13:00~14:30 オンライン開催
4日目:2025/12/13 (土) 16:00~17:30 オンライン開催

この記事を書いたコンサルタント

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