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いつも、めでぃマガをご覧いただきありがとうございます。
眼科クリニックのコンサルティングをしている野田です。
当メルマガは、眼科クリニックの経営課題について、コンサルティングの現場で実際に起きていることをもとに、解決方法になるヒントをお伝えしています。
2021年もあと少し。2022年の準備はできていますか?
街中は人の動きが活発になってきました。
エリアによっては新型コロナウイルス感染の実行再生産数は1.0を超えるエリアも出てきており、第6波への対策は引き続きしていかなければならない状況です。
一方で、日帰り白内障手術を実施されているクリニックでは、術前検査等戻ってきているところも多いのではないでしょうか?
今後これがどこまで戻るかどれくらい戻るか、また感染拡大で減少を余儀なくされるのか。
気にされている先生は多いのではないでしょうか?クリニック経営は、先生ご自身が運営されているクリニックであるからこそ、どう舵取りをしていくかも任されています。
このメルマガをお読みの先生方は、どうせ保険の範囲内でできることは限られていると思っている先生方は少ないと思いますが、クリニックだからこそできることはたくさんあります。
船井総研では、新型コロナウイルスの感染拡大状況はもちろんですが、毎年年末12月から年始1月にかけて、翌年以降に眼科クリニックの経営に必要なことをお伝えする時流セミナーを開催しています。
今回はその時流セミナーからポイントをいくつか記載してみたいと思います。
直近いくら外来人数が戻ってきても、密になる感じは避けられないし、一安心するとともにまだまだ密も心配という先生方も多いと思います。
やっと2年振りに来れたという患者さんも増えていると思いますので、そんな状況でまた感染拡大がはじまると不安かと思います。
私どももまもなく2年になるコロナ禍の眼科クリニック経営を先生方と一緒に対策をしてきて、
2022年はどうなるのだろうという思いはたくさんありますし、声をお聞きします。
そこで私たちなりにコロナ禍を振り返り、クリニック経営の対策にアプローチしています。
ニュースですと拡大フェーズではコロナ感染者数が取りざたされますが、クリニックの患者数は実はそれ以上に影響を与える項目があることもわかってきました。
エリアによっても大きな違いがあることもわかってきました。
そのあたりの詳細をセミナーでお伝えしてみたいと思います。
ただ、2022年はコロナでは左右されにくい年になるとも感じています。
2020年までに実施していたこと、2020年以降のコロナ禍に変えてきたいこと、それらのバランスを上手にとりながらある部分は平常時にある部分は非常事態を常態化させていくことも必要になりそうです。
引き続き厳しさ続く採用環境
患者数が戻ってきて、コロナ以前のような数になってきたとしても、すぐにスタッフ採用に踏み切れるクリニックは多くないと思います。
ただ、現実的には視能訓練士新卒採用などはリミットが近づいていますし、今年辞めたスタッフの補充もまだできていなクリニックもあると思います。
先が見通しづらい状況下で、採用はどうするべきか、直近賞与はどうしているのか気になる先生も多いと思います。
そんな状況も数年来の医療採用環境を見ていると、はっきりしていることがあります。
それは、採用コストはますます上がり、平均賃金も上がっていくということです。
なぜそうなっていくのかも解説しながら、大前提をここに置いて今後の採用はどうしていったら良いのか、評価基準はどうしていったら良いのかを解説してみたいと思います。
デジタル化は必須か?
さらに自動会計機や自動精算機、はたまたInstagramやLINEなども開始したクリニック、はじめようと思っているクリニックもあると思います。
このあたりは医療以外の業界でも進んでいるところがたくさんありますので、どう活用していくべきなのかをお伝えします。
今や20代の方はインスタグラムでタグ検索をする時代です。インスタグラムは若者だから眼科の患者層とは異なるから関係ないと思わないほうが良いです。
応募するスタッフさんは確実に見ていますし、患者さんでも見ている方は増えています。
そのあたりの新しい広報ツールやデジタル分野に関しても少し触れてみたいと思っています。
精算機のお話などはセミナーご参加の方特典のクリニック経営研究会でも常に情報が出ている分野です。
師走・年始のお忙しい時期ですので、今回の業界動向・時流予測セミナーは2時間オンラインで複数曜日開催することにしております。
是非2022年のクリニック経営を考えるヒントにしていただければと思います。
『眼科クリニック 2022年業界動向・時流予測セミナー』12月オンライン開催!
2022年の眼科クリニック経営を考える、恒例の業界動向・時流予測セミナー。続々開催決定。
今年はオンラインで5日開催。木曜日、土曜日、日曜日など先生方のご都合の良い開催日にオンラインでご参加ください。
詳細はリンク先でご確認ください。
この記事を書いたコンサルタント
野田 陽一郎
安定した医院経営のお手伝いをしております。
医院の状況、院長の想いに合わせたアドバイス・現場での実践を得意としております。
安定成長させるクリニック経営、しっかりした診療を提供しながら利益もしっかり残すクリニック経営に関するお悩みは、ご相談ください。