目次
いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の久保田でございます。
2023年も早いものであと半月となりました。
今回のコラムにおいては2023年の振り返りとして
実際に眼科クリニック経営の現場において話題となったトピックについて
お伝えしていければと思います。
賃上げ・インフレ対応
近年採用難の流れが引き続きじわりじわりと進行しております。
特に2023年は大企業が賃上げをしたこともあり、世間の賃上げ対応の流れに合わせ各クリニックでも検討〜賃上げ対応を実施したところも多かったかと思います。
さらにインフレの動きも大きく、物価高によるスタッフさんの暮らし面の負担をを考慮して手当を上乗せして出されたクリニックもありました。
最低賃金は今後も上昇し続け、賃上げの流れは続くため、それに応じて採用条件およびいま勤務いただいているスタッフさんの給与面の見直しといった対応についても引き続き必要になります。
院内・院外イベントの復活
コロナ禍に様々な制限が起こり、それに準じて対応を迫られたのがここ数年の動きでしたが、ここ最近ではコロナというキーワードを耳にすることも少なくなってきました。
クリニックにおいても昨年末より忘年会といったイベントや飲み会も復活されているかと思います。
例えば、院外での講演(手術説明会)を数年前までは定期的に実施されていたところなど、「以前は行っていたが止めたままにしていること」を復活させていくことも検討していきたいです。
AI活用
ChatGPTをはじめとした生成AIの登場も世間では話題になりました。
本コラムをお読みの先生方は、クリニックの経営でAIを活用されておりますでしょうか?
例えば、ホームページコンテンツ(ブログ)の更新など、文章のライティングは生成AIが活用しやすいテーマになります。
実際にGoogle公式の見解においても、「制作方法を問わず高品質のコンテンツを評価」という方針を掲げており、AIで作成したWeb記事も変わらず評価されることになります。
上記は一例であり、本格的な活用までは未だ至らないものも多くあると思いますが、クリニック経営においてAI活用も今後注視していきたいテーマになります。
2024年の眼科クリニック経営、どう動く?
外部環境は常に変化をしていくのでその時々に応じて、対応していく必要があります。
船井総研では、眼科クリニックの経営という観点に絞って、いま現場で起きていることから次年度の時流を予測するセミナーを毎年開催しております。
2023年の振り返りおよび2024年の経営について考えたい方や、情報収集をしたい方はオンライン開催です、ぜひご参加ください!これを視聴していただくことで2024年、好調なスタートをきっていただけると思います!
同じテーマで記事を探す
この記事を書いたコンサルタント
久保田 駿
首都大学東京(現・東京都立大学)を卒業後、新卒で船井総合研究所に入社。入社後は、土地活用事業、人材紹介サービス事業でのコンサルティングに携わり、現在は医療業界において眼科クリニックを専門としてコンサルティング活動に従事している。
地域の患者様に選ばれるクリニックづくりのために、外来患者の集患や患者満足度を下げずにより多くの患者様を診療を可能にする診療効率化の支援を実施。
特にHPを中心とした集患体制の構築と、院長だけでなく、現場スタッフの意見や患者様から声を鑑みながら、院長・スタッフ・患者様の三方良しを目指した実行サポートを得意としている。
クリニックの業績UPと無理のない診療体制の構築の両面からクリニックの発展に尽力していく。