1診でも最大限の患者数を診療するための体制づくり

いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の久保田です。

8月に入りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
本コラムでも度々お伝えしておりますが、2023年の上半期は、例年より患者数が大きく伸びた、外来が混雑したクリニックが多かったかと思います。
その中でも夏休みシーズンに入って外来も少し落ち着くいま、今後の経営の舵取りについて先へと目線を向けて考えていきたいです。

より患者数、オペ数を伸ばしたいとお考えの先生は、来年の繁忙期により患者数が増えたときにいかに診療をしていくのかを検討いただければと思います。

いかにより多くの患者さんを診療するのか?

オペレーションの見直し改善は常々必要になりますが、いまの時期であればより外来診療を伸ばしていくための体制づくり、変更についても着手できるタイミングになります。

外来オペレーションのボトルネックとなっている箇所にフォーカスして、改善策を検討していきたいです。

体制を大きく変えるポイントは下記になります。
・スタッフ数を増やす
・機械へ投資する
・医師を増やし、複数診療体制をつくる

診察が混雑するのであれば、クラーク導入や診察室のスタッフを診療周りの業務をサポートするスタッフを増やすことを検討していきたいですし、一番インパクトが大きいのは複数診療体制をつくることです。

受付・会計に自動精算機や自動電話対応サービス(IVR)を導入することや、新しい検査機器を導入することで改善をすることができます。

外来体制を変更〜クリニックに定着しフル活用できるには、当然時間を要しますし、効果の大きい施策ほどより時間がかかる傾向があるため、早めの準備が必要になります。

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この記事を書いたコンサルタント

久保田駿

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