【新患率〇%】安定成長を目指す上で伸ばしたい経営数値
目次
3月以降コロナで手術のタイミングを待っていた患者様が動き出したといった感覚が全国的にあり、手術希望の患者様が増えている医院様も多いことかと思います。
ただ経営者様としては手術数および患者数においても、時流的な伸びを歓迎する一方、安定した成長、安定した経営についても常日頃から目指されていることかと思います。
そこで今回は、「安定成長を目指す上で伸ばしたい経営数値」と題して、安定成長を考えていくにあたって注視したい、ひとつの経営数値についてお伝えさせていただきます。
【新患率〇%】継続的なクリニックの成長のために抑えたい経営数値
「新患数」においては、開院後間もないクリニックのみならず、継続的な成長を目指す医院様にとても大切な指標になります。
常に上向きに成長を目指していくためにも、我々はクライアント様に新患率は「新患数」においては、開院後間もないクリニックのみならず、継続的な成長を目指す医院様にとっても大切な指標になります。
常に上向きに成長を目指していくためにも、我々はクライアント様に新患率は10%以上を目指していくことをお伝えしてます。
かかりつけとして通ってくださる、固定化した患者様がいらっしゃることはもちろん大切ですが、一定数の新患の患者様が確保できていないと、クリニックの成長においてどうしても伸び悩みもしくは緩やかな減少を辿ってしまうのです。
この目安となる数値が「新患率」です。新患率が一桁台ですと先述のような問題が生じてしまう可能性が高くなるため、新患率を見つつ新患数の増加について注力していく必要があります。
新患数を伸ばすために実施したい施策
では新患数を伸ばすためにはどうすればよいのか?
結論からお伝えしますと、「WEB」に注力した施策に取り組むべきです。
日々のコンサルティングの中で、新患の患者様がどのようにクリニックのことを知って来院されたかということを確認しますが、「家族・知人の紹介」「インターネット・HPをみて」の割合が大半を占めます。中でもインターネット・HP経由の割合が50%を超えるクリニックもございます。
スマートフォンで検索してクリニックを探すいま、新患数の向上のためにはWEB集患対策が欠かせません。
新患数を伸ばしていきたいと考える先生方には、まずはWEB集患について注力いただくことをおすすめします。
【リスティング広告とSNS広告】販促費はどこにかけるべきか?
WEB集患対策の一つとして、広告を出稿することも施策の一つとして有効です。
我々としても、クリニックの状況を鑑みつつ、院長先生とご相談しながらWEB上に広告を出稿することをご提案しております。
ここで経営者様から多くご質問いただくことは、「リスティング広告とSNS広告はどちらが良いのか?」という点です。
WEB広告についてもリスティング広告だけでなく、Facebook広告やInstagram広告も選択肢として入ってくるようになりました。
このご質問に関しては、『AISAS(アイサス)』と呼ばれる購買行動モデルから、下記のようにお伝えしております。
『AISAS(アイサス)』
①Attention:認知
患者様が自院の存在を知る
②Interest:興味
患者様が自院に興味をもつ
患者様が目の疾患にかかり、眼科受診を考える
③Sesrch:検索
患者様が検索して眼科を調べる
患者様が受診先を探す
④Action:来院
患者様が来院する
⑤Share:共有
患者様が家族、知人に紹介する
患者様が口コミを投稿する
SNS広告は一般的に①、②の認知・興味の部分に該当するかと思います。一方リスティング広告は③検索の要素が強い媒体です。
集患の目的は④:来院になりますので、来院に近い③の層へのアプローチを優先した方が来院増に対して直接的な効果が見込めます。
SNS広告も上手に活用することで集患における一つの武器になりますので、自院の状況や集患に活用できるリソースを鑑みつつ優先順位を付けながら各媒体を利用していく必要があります。
無料レポート公開!『眼科クリニック向けWEB集患対策7選』
本コラムでは、新患をテーマにお伝えさせていただきました。
新患対策においてはWEBへの対策が主流になります。
では、なにから対策すれば良いのか?
WEB集患対策についてまとめた無料レポートを公開しておりますので、ご興味のある方はぜひこちらからダウンロードいただき、貴院のクリニック経営にお役立てください。
無料経営相談についても、一回限定で受け付けております。
もし集患以外にも経営においてお悩みのある方はご活用ください。眼科クリニック専門のコンサルタントがご対応させていただきます。
【1回限り・無料参加可能】眼科クリニック経営者限定!経営者同士の事例共有ができる勉強会
「他のクリニックでは、いまどのような取り組みをしているのか?」
集患だけではなく、採用・スタッフ問題等々様々なテーマにおいて、他院の取り組みは非常に気になることと思います。
弊社では、眼科クリニックの経営者様限定で、クリニック経営について学び・他院の取り組み事例を知ることができる勉強会(クリニック経営研究会・眼科分科会)を開催しております。
クリニック経営研究会・眼科分科会とは、眼科クリニックの経営者様による勉強会となります。
同じ経営者としての立場を持ち、同じ悩みを抱え、同じ志を持った全国各地の院長先生にお集まりいただき、開催しております。
詳細は下のバナーからご確認ください。
本会の次回開催日は7月3日(日)となります。
眼科クリニック経営者様は限定で一度だけ無料お試し参加が可能です。
ご興味のある先生は是非お気軽にお問合わせ下さい!
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この記事を書いたコンサルタント
久保田 駿
首都大学東京(現・東京都立大学)を卒業後、新卒で船井総合研究所に入社。入社後は、土地活用事業、人材紹介サービス事業でのコンサルティングに携わり、現在は医療業界において眼科クリニックを専門としてコンサルティング活動に従事している。
地域の患者様に選ばれるクリニックづくりのために、外来患者の集患や患者満足度を下げずにより多くの患者様を診療を可能にする診療効率化の支援を実施。
特にHPを中心とした集患体制の構築と、院長だけでなく、現場スタッフの意見や患者様から声を鑑みながら、院長・スタッフ・患者様の三方良しを目指した実行サポートを得意としている。
クリニックの業績UPと無理のない診療体制の構築の両面からクリニックの発展に尽力していく。