コンサルタントが解説!医療脱毛、今から注力しますか?

2022年07月06日 (水)

科目:
美容外科

平素よりお世話になっております。

株式会社船井総合研究所は、中小企業を中心に年間5,500社のコンサルティングを実施しており、当方は美容外科・美容皮膚科クリニックを専門にしている者でございます。

今回は
「医療脱毛、今から注力しますか?」というテーマでお送り致します。

医療脱毛の状況

昔は皮膚科・形成外科の先生から、医療脱毛を始めたいというお問合せをいただいておりましたが、
最近は整形外科・内科等の診療科の先生方からのお問合せも増えており、医療業界の中での注目が集まっているものと思われます。

ただ、先生方もご存じの通り、今や公共交通機関の広告やテレビCM等で医療脱毛の広告を見ない日はありません。
数年前と比較して確実に競合状況は激化しております。

結論から申し上げると、今から医療脱毛を始める・注力しても問題ありません。
ただ、ブルーオーシャンではないことを念頭に入れて、最初から他院との差別化を意識する必要があります。

医療脱毛のメインニーズ

一昔前は、先生方が見かけた医療脱毛の広告と言えば、ワキ脱毛1回5000円というものかと思います。

クライアントによって異なりますが、一番人気が高い脱毛部位を集計すると
①全身脱毛②VIO脱毛③ワキ脱毛の順になる医院が多いです。

その為、初めから
・全身脱毛(範囲が広くて時間がかかる)
・VIO脱毛(痛みが強く、抜けにくい)
を効率的に回すことを念頭においた機器選びが重要となります。

とはいえ、大手チェーンクリニックが全身脱毛を安価な値段で提供しているのに
今から単純に全身脱毛を打ち出して集患できるのでしょうか・・・?

速度を上げて値下げ戦略か、ターゲットを変えるか

大手クリニックが価格を下げられる理由は、地域のクリニックと比較して非常に施術スピードが速く、
安価にしても多数の施術をこなせる為です。
先生方のクリニックでも、高速脱毛機器を購入し、看護師を鍛えれば安価に提供できる為、
競合状態によっては地域の中で安価×高回転のモデルで医業収入を伸ばすことができると思われます。

また、大手クリニックが犇めく都心部では、安価×高回転のモデルにも限界があり、
更に医療脱毛専業のクリニックでは初めから5回分の予約が取れたり、
笑気麻酔、剃毛・再照射が無料にする等
サービス面で個人クリニックが太刀打ちするのが難しいのが現状かと考えております。

その為、大手がターゲットとする若い女性をターゲットにするのではなく、
男性や高齢者等、ある程度収入があるをターゲットに変更し、そのターゲットに響く訴求を打ち出すという必要があります。

ここまで本メールマガジンをお読みいただき誠にありがとうございました。
先生方から当院はどの様なターゲット・価格設定をすべきか?というご質問を良くいただきますが、
現状の導入機器・競合状態・医療脱毛に割けるリソースに応じて、答えが異なります。
もし、現状の医療脱毛部門に疑問をお持ちの先生は是非、お気軽にご相談下さい。

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