なぜ、先生のクリニックの主任・リーダーは機能しないのか?

2022年09月21日 (水)

科目:
皮膚科・美容皮膚科

平素よりお世話になっております。平素よりお世話になっております。
船井総合研究所の村越と申します。
本日は、「なぜ、先生のクリニックの主任・リーダーは機能しないのか?」というテーマでお送り致します。
開業して数年経った先生方にとって、最も大きな問題の一つは“人”の問題です。弊社では約400医院程度の先生方の顧問を行っていますが、以下の様なご相談をよくいただきます。

こんなお悩みはありませんか?

☑一番年次の高いスタッフを主任に任命したが、新人が育たず、すぐに離職してしまう。
☑主任には院長とスタッフの間に立って欲しいが、労働組合代表の様になってしまい困っている。
☑主任が自分の業務で手一杯で、部下への指導がおろそかになっている。
☑院長のやりたいことを理解しようとせずに、業務が増えることに文句ばかりの主任。
☑院長がマネジメントに割く時間が多く、本来の医師としての業務に集中できない。

よくある主任・リーダーの選定方法

実際に我々が医院を訪問すると、上記の様な主任さんも多く見受けられますが、なぜそのような方を主任に選定されたのか聴取すると、おおよそ以下の様な回答を頂戴します。
 社歴の一番長いスタッフを主任に選定した。
 最も仕事ができるスタッフを選定した。
 人当たりが良く、院長からも仕事を頼みやすいスタッフを選定した。

いかがでしょうか?当てはまる先生も多いのではないでしょうか?
一見、どの選定方法も間違いではないように思えます。
しかし先生が主任・リーダーとしての役割を期待して任命したものの、往々にして本人が主任としての役割を理解しておらず、教育も受けていない事が多く、残念ながら主任として機能しません。
そもそも、院長先生自体が主任・リーダーにどんな役割を担ってもらいたいか明確になっていないこともあります。

任命した主任が機能していないので、別のスタッフに変えようか・・・とご判断される前に

主任としての役割をしっかり理解させ、教育を受けさせる機会を提供する
ということを検討下さい。

そもそも、院長先生自体が主任・リーダーにどんな役割を担ってもらいたいか明確になっていないこともあります。

任命した主任が機能していないので、別のスタッフに変えようか・・・とご判断される前に

主任としての役割をしっかり理解させ、教育を受けさせる機会を提供する
ということを検討下さい。

主任に求められる役割・能力とは?

主任に求められる役割・能力は諸説ありますが、最も重要な点は「経営者の代行業」としての意識を持つことです。

もう少し細分化すると、下記の二点について責任を持つ事です。
①「数字」に関する管理責任
②「人材」に関する管理責任
医療機関に勤務していらっしゃる方は数字、特にお金の話を嫌う傾向にありますが、
「営業利益」や「労働生産性」など初歩の経営学を理解しない場合、自分の業務が増えることに関してネガティブな捉え方になり、院長のやることなすことに反対する様になります。
また、人材に関する管理責任を負うつもりで主任に任命されていない場合は、
常に採用市場にいない即戦力を求め続け、気に入らないスタッフがいると排斥しがちです。

重要なのは、これらの管理責任を負わせるつもりであることを、認識させてから主任に昇格させること、また主任を教育し、責任感を醸成することです。

ではどのように主任を教育すれば良いのでしょうか・・・?

そんなお悩みをお持ちの先生に朗報!
11月6日(日)に、医療機関の主任・リーダー向けの研修を実施致します。

医療機関向けリーダーシップ研修のご案内

日程・場所
日程:11月6日(日)10:00~16:00 
場所:船井総合研究所 東京本社(JR東京駅 丸の内北口から徒歩1分)
費用:会員企業様:26,400円(税込) 非会員企業様:33,000円(税込)

本研修の特徴

①医療機関に特化した研修内容
本研修では全国の医療機関に対して、経営戦略の策定から実行までサポートしている、実際の現場に精通した専門のコンサルタントが講師を務めます。別の業界にも当てはまる当たり障りの無い内容ではなく、医療機関ならではの課題を設定し、ワーク形式で取り組む実践的研修を実施致します。
③1日で主任・リーダーの役割を理解できる
本来であれば、1年間かけて段階的にお伝えしていく内容を、重要なポイントだけを抽出し、主任・リーダーとしての役割を基礎から約6時間でお伝え致します。
その為、現在主任・リーダー職に就いているスタッフだけではなく、これから主任になろうというスタッフさんでも全く問題ありません。
②研修の効果が長期間持続する
多くの場合、研修の効果は一時的なものです。
本研修は、全国から医療機関の主任・リーダースタッフにお集まりいただきます。他院の主任スタッフと直接コミュニケーションを取り刺激を受けることで、目指すべきリーダー像を具体的にイメージし、心から理解することができます。その為、通常業務に戻ってからも研修の内容を長期間実践できるようになります。

講座内容を一部紹介いたします!

①リーダー・主任の役割:正しい組織の在り方、リーダー・管理職に求められるマネジメント能力とはどのようなものか解説します。
②目標設定方法の基本:クリニック経営の現状を踏まえた目標達成のための行動計画の立て方、正しいPDCAサイクルの回し方について解説します。
③部下とのかかわり方・育成方法:マネジメントを行う上で最も高いハードルとなる、部下を育て、やる気を出させるための関わり方・指導方法について解説します。
④やり切らせる力:管理職は命令と指示だけで終わらせるのではなく、原因と結果のフィードバックまで行う必要があります。具体的なフィードバック方法について解説します
・・・etc

医療機関向け、リーダーシップ研修のお申込みはこちらから!

クリニック向けリーダーシップ研修

本研修の特徴
①医療機関に特化した研修内容
本研修では全国の医療機関に対して、経営戦略の策定から実行までサポートしている、実際の現場に精通した専門のコンサルタントが講師を務めます。別の業界にも当てはまる当たり障りの無い内容ではなく、医療機関ならではの課題を設定し、ワーク形式で取り組む実践的研修を実施致します。
③1日で主任・リーダーの役割を理解できる
本来であれば、1年間かけて段階的にお伝えしていく内容を、重要なポイントだけを抽出し、主任・リーダーとしての役割を基礎から約6時間でお伝え致します。
その為、現在主任・リーダー職に就いているスタッフだけではなく、これから主任になろうというスタッフさんでも全く問題ありません。
②研修の効果が長期間持続する
多くの場合、研修の効果は一時的なものです。
本研修は、全国から医療機関の主任・リーダースタッフにお集まりいただきます。他院の主任スタッフと直接コミュニケーションを取り刺激を受けることで、目指すべきリーダー像を具体的にイメージし、心から理解することができます。その為、通常業務に戻ってからも研修の内容を長期間実践できるようになります。

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この記事を書いたコンサルタント

村越 健太

プロフィール詳細

大手医薬品卸の営業を経て、船井総合研究所に入社。入社後は皮膚科専門の診療所経営コンサルティングを行っている。
元医薬品卸の営業として100軒以上のクリニックの医師・看護師・医療事務と共に仕事をしてきた経験から、患者満足度を上げるためには、治療効果だけではなく、スタッフにも患者満足度を意識させるマネジメントの必要性を確信。
実際の現場からしかわからない課題を発見し、解決方法の提案を現場に落とし込む“現場第一主義”のコンサルティングスタイルを貫いている。
一貫して “地域の患者から選ばれる医院づくり”をメインテーマとして掲げ、スタッフマネジメント、集患対策、患者満足度対策、スタッフ採用支援を行ってきた経験を持つ。

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