診療報酬改定でも、クリニックを上向きに!
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いつも、ご覧いただきありがとうございます。
眼科クリニックの経営コンサルティングをしている野田です。
当コラムは、眼科クリニック・眼科診療所の経営課題について、コンサルティングの医療現場で実際に起きていることをもとに、解決方法になるヒントをお伝えしています。
診療報酬改定でもクリニックを上向きにする方法
2024年の診療報酬改定項目が出ました。
手術をしているクリニックにとって、短期滞在手術基本料1の見直しは大きな変更点になります。
手術をたくさんしているクリニックこそ、大きな変更点にはなりますが、まだまだこれからというクリニックにとっても重要なポイントになります。
ただ、これも新設されたのがコロナ禍でしたので、コロナ以降に開業された先生、2024年に入って、オペ患者が増えてきたと感じている先生にとっては、本質的にはここに左右されずに、増やしていく方法を考えていただいたほうが良いでしょう。
本質的に、とはどういうことかというと、
近年、専門特化をすることで、手術を伸ばしてきた眼科クリニックもあります。開業時からスタートダッシュしているクリニックもありますが、ほとんどのクリニックにとっては、開業後も含めて徐々に患者数、手術件数を伸ばしてくることが普通です。
また、コロナを経験したことによって、ここ数年横ばいが続いたというクリニックも多いようで、弊社にもご相談が増えています。
そういったクリニックにとって、今まさに追い風が来ていると感じています。
今年に入って、全国のクリニックで多少の差はありますが、白内障手術希望の患者さんが増えています。
昨年のコロナ5類からようやく1年、重い腰を上げた患者さんも多いということでしょう。
ここ数年横ばいが続いていた眼科でも、今までしっかり準備をしてきたところは一気に件数倍増というところも出てきています。
月100件が200件になるのはオペレーションも含めてなかなか一気には難しいですが、月10件のクリニックが20件に、20件のクリニックが40件にするのは比較的実現可能な範囲だと感じています。
クライアントのクリニックでもある都市部のクリニックでは、通常40件程の白内障手術件数のところで2月は70件予定に増えていたりします。
WEBもアナログ告知もミックス活用
近年、WEBサイトにチカラを入れる先生方も多いと思いますし、今や必須のツールになっていますが、実はそれだけではなく、従来の古典的ともいえるアナログ的な広告も眼科にとってはとても重要です。
まだまだ70代、80代の患者層が多い眼科にとっては、WEBサイトを使いこなすまでいかない層も多いです。
2世帯、3世帯ならともかく、1人世帯、高齢夫婦世帯にとっては、まだまだWEBサイト閲覧ですらハードルが高いのです。
そこで様々なアナログ的な広告もミックスして、告知をしていく必要があるのです。
道路看板や、電柱広告・・・様々な広告がありますが、それらの見直しも含めて2024年は、”伸ばせる”年になりそうです。
最近ちょっと停滞気味、でも悪くないし大丈夫と思っている先生こそ、ここが見直しの時期です。
次のステップに進んだほうが見える景色も異なり、ご自身にもスタッフさんにも還元することもできます。
昨年、なんとかく1年が過ぎてしまった先生こそ、今年は診療報酬改定もあり、クリニックでやったことが結果に反映されやすい年ですので、是非動き出してみてください!
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売上横ばい、でも困っていない・・。
そんな先生に朗報です。
ずっと横ばいだった先生が手術件数を倍増させ、新しい打ち手を出すことでクリニックを上向きにさせた事例を公開するセミナーが開催されます。
まだまだ賃上げの波は訪れ、インフレは加速する。
それだけでも、3%以上の増収を続けなければならない状況です。
今は困っていなくても、なかなか困難な状況になっていくのは目に見えています。
今年はチャンスの年になりそうです。
今、手を打つことでこれから先も困らずにいきたい、インフレ分くらいはしっかり伸ばそうかな、と思っている先生こそご参加いただくと、明日からやりたいことが見えてくるセミナーです。
東京と大阪会場でリアル開催になります。ご都合を合わせていただき是非ご参加ください。