【菅内閣から、これからのクリニック経営を予想する】

先生、こんにちは。
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今回のクリニック開業虎の巻は、「菅内閣の方向性から、これからのクリニック経営を予想する」と題してお送りしたいと思います。

先月の９月１６日に新たに菅内閣が発足しましたが、これから菅内閣がどのようなことをやろうとしているのか？だんだん明らかになってきました。

これから菅内閣がどのようなことをやろうとしているのか？は、まずこちらをご覧ください。（個人的には予想が外れることを願っています）▼
https://ameblo.jp/jiyushinryoconsultant/entry-12629396980.html

今回はこれらの内容を踏まえ、これからクリニックを開業される先生に知っておいて欲しい、今後のクリニック経営について考えてみたいと思います。

まず、大きな流れとして、今のコロナ禍、デフレ下で患者が減少し、診療単価の高い自由診療を受ける患者も減少していますので、クリニックの医業収入、医業総利益は下がっているクリニックが増えていると思います。

そうであるにも関わらず、世の中の流れは生産性アップ。さらには最悪、最低賃金アップの流れになるかもしれません。
そのため、生産性アップ、最低賃金アップの対策としては、

ＷＥＢ予約・事前問診、電話自動化、ＲＰＡ、自動精算機、ＡＩレセプトチェックなどの導入を検討し、クリニックのデジタル化を推進する。
あるいは、自由診療を導入・活性化し、自費収入をアップするなどが考えられます。

そして、もし、中小企業、地方銀行の再編が進むなら、会社の倒産件数、失業者数がどんどん増えていきますので、今より診療報酬審査が厳格化される可能性があり、その対応・対策が必要になります。
さらに、先生の資産を分散化するなど、資産管理の見直しも必要になるかもしれません。

一方、失業者があふれた場合、もし自院に合わない問題スタッフがいたら、お互いのためにそのような人にはご遠慮いただき、新しいスタッフを採用するということも検討された方が良いかもしれません。

そして、ここ数日気温が下がり、ヨーロッパで再びコロナ再拡大の兆しがありますので、冬のコロナ対策としては春の緊急事態宣言が出た時の教訓を活かし、予約制、遠隔診療システムなどを導入する。
また、院内感染・３密対策、ドクター・スタッフのみなさまの感染対策を徹底するなどは当然必要になってくるでしょう。

もう残された時間は少ないかもしれません。しっかり準備しておきましょう。

それでは、また。

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