求人広告で嘘を付いてはいけない!

2021年04月16日 (金)

科目:
開業
コラムテーマ:
採用

先生、こんにちは。
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今回のクリニック開業虎の巻は、「求人広告で嘘をついてはいけない!」と題してお送りしたいと思います。

入職して1~2ヶ月ぐらいしか経っていないのに残念ながら退職されるスタッフさんと面談し、その理由についてお伺いしてみると、結構な確率でご回答いただくのが、求人広告の内容と実際が違っていたから、というものです。

求人広告にはある程度の応募数を確保するために多少デコレーションした内容を掲載するクリニックもあるようですが、これが命取りになる場合があります。

これから退職するスタッフさんと面談したときに、よく言われるのが、

「ここまで忙しいとは思っていなかった・・・」

「残業がここまであるとは面接で聞いていなかった・・・」

「お休みにここまでオペが入り、出勤させられるとは思っていなかった・・・」

求人広告には、

「教育・研修が充実しており、マニュアルも完備されていると書かれていたのに、実際はマニュアルなどなく、結局OJTだけだった」

「院長は温和でやさしいと書かれていたが、実際は何か気に入らないことがあるとすぐに怒り、私たちにも患者さんにも当たりが強くなることが多い」

などなど・・・。

そのようなわけで、求職者の頭の中でアンマッチングを起こさせないようにするためには、求人広告の内容を決めるとき、力相応で自院の長所・強み(開業時は新規オープンが最大の強みで、クリニックが綺麗。オープニングスタッフだけなので嫌な人間関係がない。ドクターの経歴・資格・専門・実績。医療・検査機器。院内設備、駐車場、立地などの長所・強み。院長の嘘偽りのないミッション、バリューなど)にフォーカスし、その長所・強みを写真と文章で伝え切るのです。

あるいは求人広告からホームページや動画に誘導し、より自院の長所・強みを詳しく伝えていただくのも良いでしょう。

ちなみに、求人広告で院長の人柄や性格などで嘘をついた場合、ずっとスタッフさんから「院長は嘘つきだ!」と、陰でグチグチ言われ続けることがありますので注意しましょう(笑)。

それでは、また。

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