早ければ選べる選択肢
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6月に2024年の出生数が発表されますが、事前の速報値では、(外国人を含む、出生数は)72万988人でした。
前年速報値からは5%程度低下していますので、日本人口の減少率0.4%程度から見ても大きな減少幅と言えます。
分娩施設もR2年はH26年に比べて85%程度になっていますので、毎年3%程度減っていると考えて良さそうです。
人口減少の中でも取り分け、出生数が減り、施設も減っている中で、就業人口は増えなくなっており、慢性的なスタッフ不足が起きています。
業界が小さくなる際には、別業態への転換(分娩施設から不妊治療施設への転換)、規模の縮小(病棟の一部閉鎖)、規模の拡大で生き残りをかける(分院展開して法人としての規模拡大、増床して受け入れ数を拡大し、診療圏の拡大)などが一般的です。
実際に全国のエリアで、そのような動きが多くなってきていると感じています。
その際に、(特に開業医の先生方は)何を大切に守っていくか、が今後問われることになると思います。今まで一緒にやってきたスタッフ、地域にお住まいの利用者、自分の信念・・・。どれでも1つが正解ではありませんが、今後の医院経営を考える際には、必ずそのバランスをどうとっていくのか選択を迫られる時が近いうちに来るはずです。
弊社へご相談いただく先生方も、その部分で決めかねている先生方は多いように思います。他科目に比べても待ったなしの状態が近づいているのが産婦人科業界です。
早めに手を打てば、選べる選択肢は増えます。忙しい診療の中ではありますが、一度考えていただけると良いかと思います。
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この記事を書いたコンサルタント

野田 陽一郎
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